キムラとは
キムラとは、劇場・横浜STスポットを中心に活動している劇団いたち隊のお笑い役者であり、普段は「木村史子」という名前を使っている。テンション系のギャグを得意としており、その動きや多重人格性で、公演のたびに高い評価を得ている。基本的には人間の成人女子なのだが、そのような枠に納めてその存在を理解しようとすると、しばしば説明がつかなくなることがある。これがキムラ学における最大の問題だったのだが、1996年に金田一洋一が次のようなキムラ分析のアプローチを提唱した。人間の女子ではなく、「キムラ」という一生物としてキムラを理解しよう。この立場に立つや否や、これまで解くことができないとされていた問題に次々と答えがもたらされた。これがキムラ学の大いなる発展をもたらし、キムラ学のホームページを開設するまでに至ったのである。
キムラ学とは
キムラ学とは、キムラを分析する学問である。具体的には、キムラはお笑い役者としてなぜおもしろいのか(キムラ研究)、このキムラを超えるお笑い役者を輩出するにはどうしたらよいのか(打倒キムラ)、を考えることからスタートした。そして、キムラのギャグを出発点に、より広範なギャグを分析するギャグ学、キムラの活躍する場としての劇団いたち隊を分析するいたち学、ひいては演劇学、エッセイにまで発展した。したがって、キムラ学とは、狭義には「キムラを分析する学問」であるが、今日ではいたち学、演劇学、ギャグ学、エッセイまで含めた総称として用いられることもある。
キムラ学会とは
キムラ学会(Kimura Study Association: KSA)とは、キムラ学を研究対象とする世界唯一の学会である。1996年7月の「キムラ用語集」(監修:金田一洋一)編纂を機に「キムラ学のための学会設立準備委員会」(委員:金田一洋一、榎本博美)を結成。8月の第一期学会員募集を経て、9月の学会誌「月刊キムラ(Monthly Kimura)」創刊と同時に発足した。当初は「大阪キムラ学会」と称していたが、2000年7月1日より現在の名称に発展的に改められた。金田一洋一を会長とし、現在オブザーバーまで含めると20名近くの学会員が所属している。その活動は「月刊キムラ」の発行を中心に、キムラ観察、演劇ワークショップ、洋一一座公演、エチュードの会、観劇会など多岐に渡っている。