E氏の資格奮闘記

 

 資格を取ると言う事は向上心のあらわれである。今まで知らないものを知ることで自分の世界がバッ!と開ける。私の資格取得はまだまだ始まったばかり。これからもっと色々な資格を取りアンテナを思いきり伸ばし、色々なものを受信したい。ここでは資格を取得するまでの流れを簡単に説明し、その資格の実用性を検証したい。

 

                             

 小型船舶1級免許

 取得場所  尾道海技学院 広島県尾道市 合宿免許

 所要日数  7泊8日 

 実用性    ぶっちゃけた話、限りなくゼロに近い。

 取得費用  交通費含めて約25万円

 難易度    10段階中4くらい

 

 学科対策 編 

 なにからなにまで始めての船舶の世界。飛び出したはいいが、合宿初日で後悔しだした。初日から夜の9時までがっつり授業。しかも今まで見たことの無い科目ばかり。学科は6科目ある。一般常識、船舶概要、航海、運用、機関、法規。 なんで船運転するのに一般常識が必要なんだい?私は悩んだ。一般常識は船舶に関係有るのだろうか。そんな思いをよそに、一応テキストを開いてみる。なになに、

 

  救助を必要としたモーターボートの海難原因のうち、最も多いのは次のうちどれか?

         @機関故障 A火災 B 転覆 Cかじ故障

  なるほど、船に関する一般常識なのね。ふむふむ、これは常識的に考えて、@だね。答えに目をやると、やっぱり@だった。私はほくそえんだ。これは何もしなくてもいける・・・。その他の科目に関してはそこそこ目を通さないと、試験に落ちてしまう。

 

  例えば機関なら、

船内機船において船尾管グランドパッキンの締め具合はどの程度がよいか?

   

 @絶えず水が流れる状態 

 A少しずつ水滴が落ちる状態

 B水が全く出ない状態

 Cパッキングランドの締め代を残さない状態

    わからないよね。私もわからないもん。でもやってると分かるようになってくるもんだ。1週間筆記試験の為に、夜遅くまで頑張って勉強を重ねる。まぁ面倒臭くなって、手を抜いたけど。

 

 

  実技対策 編 

 これにはてこずった。なんでてこずったかって?だってグループで初心者私だけだったから。みんな経験者ばかりで、遅れないように頑張った。まず、なにが辛いかって、それは私自身に船を操縦すると言う概念が全く備わっていない事。車や自転車とは訳が違う。日常生活を営む上でまったく必要のない技術を身につける、これほど違和感のあることは今まで無かった。そんな不安をよそに、私達は初日から舵を握らされた。瀬戸内海で海鷲号は豪快に波を掻き分ける。

 始めての船の操縦。想像以上に進路方向が定まらない。目の前にある磁石をみらみながら、常に進路を保つ事が最低限のルール。1週間の練習の末、卒業検定までなんとかこぎつけた。

 

 卒検 当日

 その日はいつになく緊張していた。何故なら横風が容赦無く吹いていたから。風があると言う事は、無論波もある。波があると言う事は、舵をとるのが難しくなる。車の免許に、クランク、S字、停車、発信などの項目がある様に、船舶の試験の項目もいくつかに分かれている。ざっとこんな感じで、

発進、直進、増速、減速、停止、変針(左右45度、90度、180度)、後進、蛇行、人命救助、着岸、離岸

 特に難しいのが人命救助。予告なしに試験員がヴイを落とし

 

                         「落水!

 と伝えられる。すかさず

「右(左)げん落水」

「落水者確認!」

「救命ブイ投下!」

「風下より救助に向います!」

「救助ねがいます(同乗者へ)!」

「救助完了しました!」

 と言う具合。最初の瞬間で風の方向、ブイまでの距離を見極め、どのコースからブイに近づくか判断しなくてはならない。問題はエンジン停止しても蛇足でしばらく停止せずブイへ届かなかったり乗り上げたら失敗(イコール落水者を船でひくと言う意味)。

 1回だけ失敗が許され、2回目で完全に不合格。まぁ普通は1回でいけるんだけどね。

 その次に小型の船舶に乗り換えて、左舷着岸っていうのやったわけ。で、小さい船って風の煽りを思いきり受けるから、着岸途中でなんどとなく岸壁にぶつかりそうになる訳よ。こんな時冷静でいられる筈が無い。落ちたら2日合宿伸びるし。でも波は容赦無く船体を叩きつける。よりによってこんな強風の日に、卒検とは・・・。

 私は悲鳴をあげた。

 「教官!僕こんな風の日に習ってません!

 教官はゆっくりとうなずき、一言呟いた。

 「確かに・・・

 その5秒後、左舷の船尾が勢い良く岸壁と衝突した。

 

 

 

 

 

 「ガチコン!」  (教習船 海鷲号)

 

 

 

 

 

 これで二日延び決定だ! 

 

 

 

 

 

  ほら もいっちょ〜う!

 

 

 

 

 ガチコン!」  (教習船 海鷲号)

 

 

 

 

 教官はあわてて

 「もういいよ!わかったよ!」  

 やさしい人だった。 

 教官最高。

 無事、延びずに小型船舶1級免許取得! イェイ! 

 

  

 

 

 

  

 普通自動車免許 普通二輪 

 取得場所 掛川自動車学校、益田ドライビングスクール

 所要日数 車が3週間、バイクが7泊8日

 実用性   10段階中10くらい。でもバイクは7くらい。

 取得費用  2つあわせて45万くらい。一緒にとったわけじゃないけど。

 難易度   10段階で4くらいかな。

 感想 定番の資格なのでとって良かったと思った。実用性もあるし、バイクも車も毎日のように運転している。特に晴れた肌寒い日にバイクで走ると気持ち良い。

 

 SAT(アメリカのセンター試験)

 取得場所 横浜のアメ校

 所要日数 2ヶ月勉強づけ

 実用性  必要な人にとってはかなり

 難易度  6,5くらいかな。

 感想   この試験には深い思い入れがある。永久資格ではなく、有効期限ついている。1年に約6回くらい行われ、アメリカの大学に入る際この試験を受ける事が必須となる。日本ではアメリカンスクール等で受ける事が出来る。受験日は一万くらいだったと思う。日本では上智大学比較文化学部、ICUなどを受験するのに必要となる。相当アメリカの制度を取り入れた奇異な大学で、このくそ面倒くさいテストを受験することとなった。2ヶ月間、生まれて初めて本腰をいれて勉強したので結果はそこそこ。VERBAL(英語長文、文法など)800点中600点、MATH(数学)800点中600点。合計1200点。ちなみに何も勉強しなかった時受験したら合計840点しか取れなかった。試験結果は約3週間ほどでрかければ知れる。まぁ中堅の大学ならパスできた筈。何度でも受けられる敗者復活制度がこの試験の特徴。日本のセンター試験とは大違い。

 

 実用英語技能検定1級 

 取得場所 日本大学付属日吉高校

 所要日数 約8年(英語の勉強をはじめてから)

 実用性  よくわからないが、さほど効力はない。

 難易度  6,5くらい。

 感想   取ってから考えると簡単だった。要領の良い勉強方法を理解し、準1級を持ってれば約2ヶ月くらいで取得可能に思える。意外と2次のほうが難しいかも。トピックを絞り予め練習する必要がある。