研究室

-Welcome to my Lab!!-


このページでは設計者がHPを作る動機となった「卒業研究」作成過程を逐一報告します


1、所属ゼミの研究アプローチ方法

 私が所属する関西大学総合情報学部村田ゼミでは、複数のパターンから最も効率よく、最良の方法を選ぶ事を目的とした「知識獲得支援システム」を活用し、自分の研究対象にどう活用する事ができるかということを研究課題とし、学びます。


2、研究課題

 当HP製作者は「物流」を研究課題として掲げ、これから大きく変わるであろう流通業界における「知識獲得支援システム」の必要性、さらにはその活用方法について可能性を見い出していきたいと考えます。

 まずは物流における「知識獲得支援システム」の活用法ですが、昨今のコンピューター技術の発展により、流通界でもその在り方は大きく変わってきています。モノを「いかに早く、いかに正確に」目的地まで運ぶかが物流企業にとっては命題でありまが、今までの「人の手による管理からコンピューターで一括管理」するのが当然の時代になる日もそう遠くはないでしょう。実際大企業ではGPS機能を用いた位置確認システムの構築は既に行われています。そのような時代に向けて、如何に効率の良いルートでモノを運ぶのか?という事を研究対象として掲げる事に当HP製作者は大きな関心を抱きました。

 私が当ゼミで「物流」「配達経路の最適化」を研究するにあたり、指針づけとなる類似問題があります。それは「巡回セールスマン問題」といい、決められた複数の目的地を巡回する時に、どのルートが一番効率的で最適であるか、という事を求める問題であります。この問題は、毎日決められた配送経路を走る配送・納品車の配送ルートの最適化に共通するところがあります。


3、巡回セールスマン問題 (Traveling Salesman Problem)

 複数の目的地を巡回する上で、それぞれの地点を、最も効率よく回る事のできるのはどのルートであるか?それを求めるのがこの「巡回セールスマン問題」(以下、TSP)である。

 このTSPを私の研究課題である「物流における配送ルートの最適化」と結びつけたのは、毎日決まったルートを走る配送車を効率よく走らせる、すなわち配送ルートに適用することができると考えたからである。この問題の研究結果は、ガソリンや時間短縮などの要因から、コストの削減につながると考える。

 また従来の物流から「統合型物流」システムへの移行に伴い、ネットワーク化の構築、倉庫内での作業改善方法「クロスドッキング」などの物流のシステム化の構築が顕著になるにつれ、物流センターから小売店舗までの経路を最適化するための手法は必要不可欠となってきている。

 というのも、次ページで詳しく述べる「サプライ・チェーン・マネジメント」や「サード・パーティー・ロジスティクス」による物流効率化、もしくは物流業務を「アウトソーシング」し、経営の効率化を目的とする企業にとって、代替する物流企業でもコストを削減する上で最も効率的な方法が配送経路の最適化である。そういった意味で、TSPは物流のシステム化を考えるにあたり、避けて通る事のできない課題であると考えます。

<TSP問題に係る諸問題>

1、通行路が通行不可能な場合(事故・工事など)

2、予定通りに道が進まない(雨による渋滞など)

3、納品先従業員不在による不納品(後回し)→配送範囲が狭ければよいが、広範囲だと問題である。

などが考えられる。以上の諸問題を含めた上で、TSP問題「物流の配送経路最適化」と関連付けて研究したいと考える。


<語句説明>

ネットワーク化→情報やスタッフ間の交流を経て、トータル面での組織能力を向上させる目的であるシステムのこと。

統合型物流システム(Vertical integrated logistics)→従来の、メーカー→店舗に至る順序の間では、それぞれ複数の卸売業者、物流センターが存在し                               ていたが、その手間(コスト)を考慮して、メーカーから店舗を一つの卸売業者、一つの物流センタ                                ーでつなぐ事を目的としたシステム。

クロスドッキング→入荷・検品・保管・開梱・ピッキング・仕分け・積載、出荷等のリードタイムを最小にするための方法。各メーカーの商品が入荷され           ると、それらの商品をその時に、店別・カテゴリー別に仕分け、エリア別の店舗配送へと向かう。在庫を持たないためのシステム。

 

<参考資料>

<最新版>「これからの物流が分かる辞典」 2001・6・27 鈴木豊著 PHP研究所出版



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