体力的になにが一番大変だったかって、それは学校選びよりも、学生ビザ取得より、身辺整理でした。渡航前日まで身辺整理に終われ、さすがにミソジーズ、体力の衰えから,アメリカに着いてからはしばらく辛かったなんてもんじゃありませんでした。時差ぼけも2週間直らなかったし。みんな、身辺整理は早め早めに済ませましょう。(実感)
勤めている会社にもよって事情は全く異なるので皆さんの参考になるとは思いませんが、私の場合は、直接の上司に半年以上前からちくり・ちくりと辞めたい意思を伝えておきました。そして最後に、正式に1ヶ月半前に退職の意向を伝えました。自分の担当していたプロジェクトも終了した後だったので、とりあえず仕事上では誰にも迷惑をかけることはなかったかなと思っています。書類上の手続きは周囲の了解を得てから、退職1ヶ月前に提出しました。
何年も一人暮しをした後だったので、引越しもそりゃ〜大変でした。(それにしても引越し業者の見積もりっていったいなんなんでしょうか???何社も見積もりしてもらったほうがいいですよ。))引越し屋さんにも「女の人の一人暮しにしては荷物が少ないですね〜。」と言われてその気になっていましたが、最後になって荷物がでてくるは、でてくるは・・・。狭い1DKの部屋のどこにこんな荷物が眠っていたのか・・・。前に引越ししてから一度も触っていないものもたくさん出てきました。結局、引越しの前3日間はパッキングで寝られませんでした。
私がなによりも悩んだのは電化製品と家具。小さいものは実家に送りましたが、大型電化製品はどうしようもない。区のリサイクル課に電話しましたが、自分が持ちこまないと駄目と言われ(自分一人でどうやって運ぶんだぁ!!)断念。でも、捨てるには忍びなく、友達や会社にあげて、それ以外は泣く泣く粗大ゴミに出しました。粗大ゴミも早めに予約しないと一杯になっちゃうみたいなので、要注意。(私の住んでいた渋谷区では粗大ゴミ予約キャンセルは可能とのこと)
実家に送る荷物のパッキングと同時に、アメリカに送る荷物も同時にダンボールに詰めました。色々調べて比較した結果、私の場合はY運輸の別送品サービスが一番お徳?のようでしたので、引越しの日にアメリカ行きの荷物も引きとりに来てもらえるよう、手配しました。夏物・冬物、特にニューヨークの冬は寒いので、ブーツやダウンジャケットもいれなきゃとか、なんかの機会に着れるようにと、やっぱ着物一式も必要よね、とか、結局笑えるぐらいの大荷物。1箱25kGまでいいということだったので、ちまちま計りながら、目一杯25kG詰めましたが、結局iMacの箱2箱になってしまいました。(30過ぎると女はこれだから・・・取りに来てくれたお兄さん、重くて大変そうでした。ごめんね。)
その他にも電気、ガス、水道、電話、ケーブルテレビ、等などの解約手続きも馬鹿にならないほど大変です。(アダプターをその会社の指定の方法で返さなきゃいけなくって、結構面倒。)電話線を最初に引いたときの7万円も返ってこないし(あたりまえか)、お客様番号を書いた紙が引越しのパッキングのときに行方不明になり、なかなか解約させてくれなかったのもつらかった(本人と確認できないため)!
これは会社の総務課がやってくれますが、会社を辞めてしまう私は、社会保険を国民健康保険に切り替えたり、厚生年金も国民年金(だったっけ?)に切り替えたりとか、これが結構馬鹿にできないほど面倒臭いし大変です。私の場合は外国に行ってしまうので、保険も年金も免除になるらしいのですが、親の勧めもあり、年金だけはちゃんとかけてます。ちゃんと払ってるんだから、私の老後まで、ちゃんと年金制度もたしてくださいよ。もう。あ、そうそう、どうせ区役所に行くなら、転出届もだしましょう。(転出届出さないと、地方税がかかるよ〜)あと、ショックだったのは、税金!!!。特別地方税ですよ〜。今年(1999年)の夏は特別徴収があり、これは去年の収入に対して課税されるので、会社を辞めるときに耳をそろえて一括で払うはめになりました。前の月の健康保険等も含めて「13万円」も取られたんですよ!!!これから収入もなくなり、お金も減っていく一方なのですごいショックでした。突然リストラにあった人、退職金もない人はどうするんでしょう。税務署、恐るべしです。
もうひとつ、不幸の上塗りが…。大学卒業して、ずっとまじめに働いて、その間失業保険もちゃんと収めていたのに、私のようなひと(つまり自主的に会社を辞めて、留学しちゃうような人)は、失業保険がもらえないんです。ちょっと、あんまりひどいと思いませんか?これは私、ちょっと許せません!!こういうことされると日本に戻ってくる気、まじで無くなりますよね。
でも一番つらかったのは、親に留学することを言ったときかな。親にしてみれば、孫の顔でも見たいだろうに、外国に行きたいなんて言い出すなんてすごいショックだったと思います。同じことを考えている人も、親に了解を得ることが一番ひっかかっていることではないでしょうか?でも、自分の幸せは自分で探すものだし、もう大人になってからは、親が用意してくれた幸せでは絶対に幸せにはなれないと思うし、やはり割り切らないとと自分の心を鬼にしました。きっと、あなたの夢を分かってくれると思います。