・主人公の行動があくまで個人的動機に終始している。
・クライマックスで導入された警察力は過剰な暴力として描かれていて、熱狂ばかりがそこにあり秩序はどこにもない。
・警察力もまた、統制された行動ではなくむしろ個人的な暴力の集合にしか見えない(少なくともガスにまかれた講堂内では)。
・音楽については、主題歌のサークル・ゲームも印象深いが、個人的にジョン・レノンをよく聞いていた自分には「Mind
Games」や「Power To The People」、そしてクライマックスでの「Give Peace
A Chance」が衝撃的だった。
・自分にとってこれらの曲は、アルバムの中にある曲であり、昔の人の歌った名曲に過ぎなかったものが、この映画の中では学生運動の道具として使われている。
・ただのよい曲ではなく、いわば軍歌のごとき意味をもって扱われているのがなにかむなしく覚えた。