駄文 四「天気予報があたらない」

はるか未来

宇宙から落ちてきた高性能兵器により世界の大半は消滅した。

その後,奇跡的に生存できた人類により復興しかけたが,
いかんせん人口が少なすぎて国家が作れなかったので,
人々は昔に従って預言者を人類の長にした。

なぜか気象庁の塔だけは無事で,
とりあえず天候のわかる気象予報士を長にした。

だが…
天気予報士
「だめだ,また外れた」
助手1
「このままでは我々の信用は落ちるばかりです」
天気予報士
「ここ最近の天候はわからん」
助手2
「ええ,まったく理解できません」
天気予報士
「この前は雨じゃなくて晴天だったな」
助手1
「いったいあの雲は何処へ行ったのでしょう」
助手2
「さらに前は記録的な猛暑のはずでしたが
 記録的な大雪でした」
助手1
「そして昨日はプリンでした」
天気予報士
「もちろんわかる筈もない
 …今度外すとやばいな」
助手1
「どうしましょう局長」
天気予報士
「…あれを使わざるをえないな」
助手2
「あれをつかうのか」
助手1
「まだ実験段階ですので危険過ぎます!
 それにもし失敗すれば我々だって――」
天気予報士
「私は誰だ」
助手1
「…失礼しました
 けれどパイロットはいるんですか」
助手2
「そうだ,パイロットがいなければ」
天気予報士
「そのための君だろう」
助手2
「なに」
天気予報士
「君は間違いを犯し過ぎた
 信用を取り戻すにはこれ以外無い」
助手2
「しかし!」
天気予報士
「君」
助手1
「はい」
助手2
「何!貴様ああああ!!!」
助手1
「収納完了,それでは「雷鳥1」発射します」
# 宇宙

「くそっ,してやられた!まあ仕事をして帰れば…
 それに落ちると決まったわけじゃ―――あ,あれは!」

赤い空飛ぶものがこの銀河にきた日
地球の最後の日であった。
終わり?

- 追憶 -
読み手
「そう言えばなぜ天候が変わったんだ」
書き手
「考えてなかった」
読み手
「………」