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日本 対 トルコ 2002・6・18(宮城) 観衆4万5666人 |
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最後までゴールへの意欲を見せた日本だったが、ベスト8への道は遠かった。お互いに手の内の探り合いをしていた前半の序盤に、日本がCKから失点して、これが決勝点となり、日本は0−1で敗れた。先制点が勝敗を大きく左右する一発勝負の試合で先制され、それをばん回するだけの力、技術は足りなかった。相手優位の試合の流れを変えるだけの本当の攻撃力は4年後への課題に持ち越された。 |
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前半10分すぎ、左DFの中田浩が不用意にバックパスをしたところを突かれ、GK楢崎と相手攻撃陣が競り合う形となり、トルコのCKとなった。前半12分、エルギュンの右コーナーキックからの鋭いクロスがゴール前に飛び、中央のスペースをうまく確保したユミトダバラがフリーでヘディングシュート、ボールは楢崎の右を抜けてゴールとなった。 |
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日本は、FWに、1次リーグ3試合の鈴木、柳沢の2トップに変えて、西沢と少し引き気味に三都主が入った。思い切った起用ではあったが、負ければ後のない決勝トーナメントで、練習でもやったことがないという三都主の前線、病後で試合感の鈍っている西沢の起用という「奇策」に打って出た。裏を返せばFWの決定力不足は最後まで監督を悩ませたのであろうか。失点後は徐々に落ち着きを取り戻した。前半40分すぎ、中央から三都主の左足でのFKはゴール左隅の枠をたたいた。 |
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日本は、ボール支配率58%とボールを保持する機会は多かった。後半7分には、左からのこぼれた球を、中田英が中央でシュートしたが相手守備陣に当たった。後半20分には、中田英が頭で落としたボールを後半から出場の鈴木がシュートしたが外れた。日本が一方的に攻めていたように見えたがゴール枠をとらえたシュートは7本中4本だけで三都主のFK以外に相手GKを恐れさせる場面はほとんどなかった。 |
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しかし、個人技がさえるトルコと互角の戦いを繰り広げ、中盤で小野、中田英は位置を変え、時にはFWを追い越して飛び出した。最終ラインからのくさびで相手守備陣を引き付け、早いパスワークで崩す組織プレーもトルコを戸惑わせただけに、序盤の失点が悔やまれる。 |