DNA回収(SUPREC-01)


DNA断片が1kb以下のとき

 1:アガロースゲルからDNA断片を含む部分のゲルを切り出す。
 2:ゲルを細かく切り、SUPRECのフィルター付きカップに入れる。
 3:-80℃で10min凍結させた後、37℃のウォーターバスで5min解凍する。
 4:12,000rpmで10min遠心し、チューブに落ちた溶液を新しいチューブに移す。
 5:ゲルが残っているならば、TEを200ul加え、なくなるまで4を繰り返す。
 6:移し替えた溶液に等量のブタノールを加えてボルテックスする。
 7:12,000rpmで1min遠心し、上澄みを捨てる。
 8:DNA溶液が〜200ul程度になるまでブタノール濃縮EFを繰り返す。
 9:1/10量のNaOAc、2.5倍量の99%エタノールを加えてボルテックスする。
10:-20℃で20min、DNAを沈殿させる。
11:4℃、14,000rpmで5min遠心し、上澄みを捨てる。
12:200ulの70%エタノールでリンスした後、12,000rpmで1min遠心し、上澄みを捨てる。
13:真空乾燥を5min行い、50ulのTEを加えてボルテックスする。
14:スピンダウンの後、-20℃で保存する。

 操作2で、どこまでゲルを細かく切れるかで、この実験の全てが決まる。
 操作3で、凍結させたまま、もしくはウォーターバスの中で半日ほどは放置可能。
 操作6、7,8のブタノール濃縮は、一回目はそれほど濃縮されないが、二回目以降は驚くほど濃縮される。
  ほどほどにしておかないと、知らぬ間にDNA溶液がほんのわずかになってしまうことがある。

文責:T


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