1:-80℃で保存しているコンピテントセル(50ul)を氷上で溶かす。キュベットも氷上で冷却しておく。
2:1ulのプラスミド溶液(100〜200pg/ul)をコンピテントセルに加え、ピペッティングする。
3:キュベットの電極の間に菌溶液を入れる。
4:Gene Pulserの電源を入れ、RAISEボタンで電圧を1.65mVに設定する。
5:キュベットをチャンバーにセットし、2つのボタンを同時に押す。通電すると音が鳴る。
6:キュベットに1mlのS.O.C.培養液を注ぎ、よくピペッティングした後、Sチューブに移す。
7:37℃で1h振盪培養する。
8:菌溶液100ulを培地に撒き、37℃で8〜16h培養する。
*操作2で、プラスミド溶液はコンピテントセルの1/10量まで加えることができる。
*操作2のプラスミド溶液が大腸菌から抽出した原液の場合には、1/100〜1/1000に希釈する。
*操作2で、平滑化した断片をライゲーションしたプラスミドの場合、3ulほどトランスフォーメーションしないとコロニーが出な い場合もある。また、ライゲーション溶液をフェノール処理してトランスフォーメーションすると効率が上がるときもある。
*操作3で、1mmキュベットの場合、コンピテントセルは100ulまで入れることができる。
*操作4で、電気抵抗200Ω、静電容量25uFの設定値は変更しない。
*操作5でショートすると、バチッ!と音がしてキュベットにヒビが入る。大腸菌は形質転換されているので、
以後の操作を行えばよいが、キュベットは再利用できないので廃棄処分する。
*操作7は菌体の回復が目的。実行しなくても生えるものは生える。
*操作8で100ul撒いただけではコロニーが出現しない場合、全量を撒くとよい。ただ、そのまま全量は撒けないので、
以下の容量でボリュームダウンする。
1)培養液を1.5mlチューブに移し、5,000rpmで1min遠心する。
2)アスピレーターで上澄みを吸い取り、100〜200ulになるまで容量を落とす。
3)ピペッティングして菌を懸濁し、培地に撒く。
文責:T