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| 修士研究論文 | 窒素除去機能を備えた生ごみのメタン発酵
−生ごみの酸生成段階に及ぼす硝酸性窒素濃度および固形物濃度の影響− |
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| 学士研究論文 | 炭素繊維を用いた水質浄化に及ぼす諸因子の影響 |
資源循環型の廃棄物処理が求められているなか、生ごみおよび汚泥などの 有機性廃棄物を有効利用することは、将来の環境およびエネルギー問題を解決していく上で重要である。 メタン発酵は、汚泥の減量・安定化が可能で、得られたメタンガスを熱源やガス発電によるエネルギー回収ができる唯一の生物学的プロセスである。しかし、メタン生成の副産物の一つであるアンモニア性窒素が処理水中に高濃度に残存することが問題点としてあげられている。富栄養化対策のためにも、排水処理施設における脱窒素処理を行わなければならない。したがって、メタン発酵における自己完結的な処理・利用を図るために、メタン発酵および 脱窒素を組み合わせたシステムの構築が不可欠である。
本研究では、有機性廃棄物である生ごみの有効利用、そしてメタン発酵および脱窒素を組み合わせたシステムの開発を目指した研究を行っている。( 写真・図はこちら )
水域に流入した汚濁物は、その負荷量が少なければ、自然水域に生息する微生物などの働きにより摂取・分解されて低減する。汚濁水域の水質浄化には、水域が本来有するこの自然浄化能力を増強させることにある。小島らは、ストランド状 炭素繊維を活性汚泥溶液中で誘動させると、水中の微生物が大量に固着する現象を報告した。さらに、この現象を利用することで、実験室規模の汚濁河川水や池水などの水質浄化が可能であることも報告した。
本研究では、炭素繊を様々な環境水の水質浄化に利用する技術開発を目的とし、フィールドでの基礎的データの収集を行った。 (平成11年度 群馬高専 専攻科特別研究)▲炭素繊維・・・
炭素繊維は、アクリル繊維を高温で蒸し焼きにした直径7ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)の繊維で、髪の毛の10分の1程度の太さ。軽くて丈夫なことから、スキー板やゴルフシャフト、航空機の機体材料などの工業製品から生体部品にまで幅広く利用されている。▲その他活用への試み・・・■ 炭素繊維人工藻場 : 漁業資源の保護・育成(魚の産卵・繁殖など)、海洋汚染対策■商品化 →→ C-WEED (炭藻)(大永ドリーム http://www.daieidream.co.jp/ )