阿佐地域鳥獣害防止広域対策協議会ホームページ
2010年7月22日更新
今日は、当協議会の講演会、現地研修会が那賀町木頭南宇の白久地区と那賀町木頭折宇のトチ(※木に羽)谷地区で
行いました。夏場の開催は平成19年以来3年ぶりのことです。
まず午前中に白久集会所でアドバイザーの上田弘則さん(近畿中国四国農業研究センター鳥獣害研究チーム)による
講演会が行われ、ニホンジカだけでなくニホンカモシカによる被害が頻繁に起こっていることが地元から報告されました。
講演内容の中で、有害獣は集落内にある食べ物を最初は食べ物として認識しているわけではなく、徐々に慣れていくことで、
食べ物として認識し、継続して集落に出没するという内容が大変興味深い内容でした。有害獣に認識させる前に、
集落を有害獣にとって魅力のない集落に変えていくことが重要だと考えられます。講演会後の現地研修では、
被害状況(白久地区では特産であるユズへの食害が深刻)を確認すると共に、集落周辺の弱点発見
(ネット設置箇所で侵入を許している箇所、ニホンジカ等の通り道の確認等)を行いました。白久地区では1300mの
ネット牧柵設置を予定しています。午後はトチ谷集会所で講演会(午前中と同内容)を行い、現地研修会を行いました。
現地研修では、当初の予定設置箇所ではニホンジカの侵入を許す可能性があるため、若干の変更が必要であること、
川沿いからもニホンジカはよく侵入してくるため、その周辺にもネットを設置すること等を確認しました。
トチ谷地区では1000mのネット牧柵設置を予定しています。協議会では来年に両地区で設置後の
フォローアップを目的とした現地研修会を開催する予定をしております。
2010年3月25日更新
今日は、当協議会の講演会、現地研修会が徳島県那賀町木頭折宇の折宇ゆず振興センターを
中心としてあいにくの雨模様の中、開催されました。まず、午前中にアドバイザーの
上田弘則さん(近畿中国四国農業研究センター鳥獣害研究チーム)による講演会が行われ、約40名が
上田さんの話に耳を傾けました。講演では過去3年間の協議会が行ってきた事業の中で良い例、悪い例が挙げられ、
改善する点、これから協議会事業を実施していく中で注意しなければならない点の説明がされました。
また、島根県美郷町における成功事例も併せて報告されました。美郷町で行われている高齢者でも
安心して取り組める営農技術が、自然と鳥獣害対策に結びついており、収量の増加と営農意欲の高まりを
もたらしているという成功事例は大変興味深い内容でした。午後は大雨の中、那賀町木頭折宇において
設置された金網ネット牧柵(1,300m)の現地研修を行いました。牧柵は、地域住民の方々の
協力を得て12月から1月にかけて設置されたものです。設置箇所においては最初見たところ、どこにも隙がないようでしたが、
地表部分に少し隙間が空いていたり、アンカーが十分に設置されていない箇所があり、数ヶ所で
ニホンジカの侵入を許している所がありました。参加者、特に地域住民の方々は注意深く、
上田さんの説明を聞き取っていました。要補修箇所については、近日中に補修するということです。
その後、香美市物部町別府の激辛ネット設置箇所(230m)での研修も行われました。当牧柵は2月に
設置されたもので、カプサイシンを巻き込んだネットを使用しています。当箇所では、周辺に設置した
サルの捕獲檻と併せて、上田さんの先進事例を含めた説明がありました。今回の講演会、現地研修会も
大変有益なものとなりました。来年も3月に開催する予定です。
2009年3月27日更新
平成21年3月26日付け読売新聞高知版に講演会の記事が掲載されました。
2009年3月26日更新
本日は、徳島県那賀町において現地研修会が行われました。まず午前中は那賀町木頭和無田・出原において
設置されたサル対策用の電気・ネット複合牧柵周辺で研修を行いました。当箇所の設置延長は約1,500mで
集落裏の山手の部分に設置されています。サル対策の柵と言えば、京大式が有名ですがどうしても
コストがかさみます。そこで、三好市で導入されていた柵を参考に設置されたのが当箇所の柵です。
前日に引き続き、上田さんが集落の方々と一緒に現地を回り、
弱点や修正箇所について検討を行いました。
午後は木頭折宇において設置された金網ネット牧柵の周辺を回りました。現地を回っていく中で、
ニホンジカの侵入を許した部分があったため、修正箇所の確認を行いました。設置箇所の一部では
間伐材や竹をネット下部に敷き詰めている部分がありましたが、この部分は侵入された形跡がありませんでした。
2箇所とも修正箇所が若干ありましたが、修正すれば侵入は充分防げるということです。
協議会にとっても集落の方々にとっても有益な研修会でした。
2009年3月25日更新
本日、香美市物部町の奥物部ふれあいプラザにおいて、阿佐地域鳥獣害防止広域対策協議会と
香美市有害鳥獣被害対策協議会の共催で鳥獣対策講演会が開催されました。講師は近畿中国四国
農業研究センター鳥獣害研究チームの上田弘則さんで、約30名の参加がありました。
講演会では、上田さんがニホンジカに対する被害対策を中心に講演されました。全国で
問題となっている鳥獣被害を軽減するためには、餌場となっている現在の集落周辺の
環境を改善し、鳥獣を寄せ付けない集落へと変えていくことが大変重要だということです。
また講演後、事務局から平成19年度、20年度の事業成果とこれからの計画について
報告がありました。協議会では平成21年度も農林水産省の鳥獣害防止総合対策事業に
応募し、香美市と那賀町で総合的な被害防除体系を築いていく予定です。
2008年8月21日更新
本日、奥物部ふれあいプラザで協議会主催による狩猟免許試験予備講習会が行われました(香美市有害鳥獣
被害対策協議会と共催)。参加者は8名でわな6名、第1種2名でした。今回は市町村協力で行う講習会としては
県内初だということです。内容としては午前中に知識試験対策、午後に実技試験対策を行いました。
今回受講された方々が全員合格することをお祈りします。
2008年3月26日更新
今日は那賀町の木頭文化会館で講演会、総会、那賀町木頭南宇、香美市物部町押谷で現地研修会が行われました。
午前中の講演会ではアドバイザーの近畿中国四国農業研究センターの上田弘則さんによる講演が行われ、約50名が
参加し、活発な質疑応答が行われました。また、木頭南宇の現地研修会では8月から10月にかけて設置された
5kmのネットの周りを歩いて、効果検証を行いました。午後の総会では
平成19年度の事業報告や平成20年度の事業計画が議論されました。平成20年度も引き続き、農林水産省の
鳥獣害防止総合対策事業を活用して事業を行う計画です。
物部町押谷の現地研修会では2kmのネットの周りを歩いて効果検証を行いました。
今年度は4箇所で事業を実施しましたが、どの箇所においても前年に比べて被害は軽減され、作物も育っています。
なお、近日中に鳥獣害情報マップを作成し公開を行うこととなっていますのでよろしくお願いします。
2007年8月9日更新
今日は、徳島県側の那賀町で現地研修会が行われました。今日も、ネット牧柵をどのように張るか
協議しながら木頭南宇地区と木頭北川地区を回りました。合計で8kmのネットを張るため、約80名の
参加者が8kmを歩きました。今回の現地研修会の模様は、高知新聞、徳島新聞、読売新聞に掲載される
予定です。
2007年8月8日更新
今日は、高知県側の香美市物部町で現地研修会が行われました。押谷地区と小浜地区でアドバイザーの方と
現地を回り、ネット牧柵をどのように張るか協議を行いました。また、午後には奥ものべふれあいプラザにおいて
講演会、情報交換会があり、約50名が参加しました。内容は、アドバイザーの方の講演と周辺市町村の
情報交換でした。情報交換会では、周辺市町村で連携した一斉捕獲を推進していくことが確認されました。
2007年3月27日更新
本日、高知県香美市と徳島県那賀町の関係者で組織された阿佐地域鳥獣害防止広域対策協議会の設立総会が
開催されました。当協議会は野生鳥獣による被害防止対策の充実・強化を図るとともに、関係機関の
連携の下、総合的な被害防止体系を確立し、農林水産業被害の軽減等に資することを目的として設立されました。
当ホームページでは、協議会の活動などについて報告をしてまいります。よろしくお願い致します。