〜”衒い無く、日々を告白していこう”という言葉の矛盾〜

07/1/18

”ターン”

 

久しぶりに読んだ、懐かしい北村薫さん。

高校時代を思い出す。

 

07/1/18

”リレキショ”

 

2年位前からずっと気になっていた、中村航さん。ふと立ち寄った本屋に文庫本が置いてあったので、 何の気なしに買ってみた。

想像していた通りの内容で満足。

町のお伽噺。

 

07/1/18

”神様のボート”

 

母親一人、娘一人の暮らしの話。

透き通った文章、やっぱり江國さんだなーという感じ。

ふと、ダンスダンスダンスの”アメ”と”ユキ”の親子を思い出した。

 

07/1/18

”号泣する準備はできていた”

 

ふわっと宙に浮いたような感じの読後感。

澄んだ水のような文章。

 

07/1/18

”重力ピエロ”

 

いいね、まるで映画のような小説。

ミステリとかそういう感じでは全く無い。

結末は予想できてしまう、けれども余韻が良い感じ。

 

07/1/18

”家守綺譚”

 

読みながら、自分もこの主人公みたいな穏やかな
暮らしを送りたいなぁ、と思った。

感じる雰囲気というか、そこを流れる空気というか
が心地よかった。

 

07/1/18

”ダウン・ツ・ヘブン”

 

スカイクロラシリーズの3作目。

文庫化されてたので、買ってみた。

うん、やっぱりいいねこのシリーズ。
この気持ちに共感できるのは、まだまだ自分が子供(ガキ)
だからなのだろうと思う。

でもまあこのままでも、いいや。
と思わせてくれる。

大人になる事が必然であり、必要という社会の
強迫観念とそれに踊らされないように。

 

06/10/23

”さよなら妖精”

ボーイミーツガールミステリとの触れ込み。

まあでもよくあるボーイミーツガール。ミステリ的な謎はあって無いようなもの、意識せずとも答えには気づいてしまう。

癖のある独特な一人称の文体が、なんか物語りにしっくりきます。

青春時代の衝動、焦燥を少し思い出させてくれます。

 

06/10/19

”ホリー・ガーデン”

江國香織さんの本は”きらきらひかる”くらいしか読んだこと無かったです。

ブックオフで100円で売ってたので、暇つぶしがてら購入。

”The Books”の”The Lemon of Pink”を聴きながら、気がつくと読み耽っていて、いつの間にか読み終わってしまいました。

へたなミステリとかより、こっちの方がよっぽどミステリ。

答えは分かる、でも口にした瞬間に答えは答えで無くなる。

だから誰も答えられない。

”どんなにうまく一日を暮らし終えても、夜明けまで起きてゐても、パンと牛乳の朝飯で又一日やり通してゐる”

 

06/10/14

”アフターダーク”

村上春樹。

自分の中では、村上春樹は一人称で語られる”僕”の時代で終わっている。

でもやっぱり村上春樹は村上春樹。

政治的に正しい、おいしい卵焼き。

 

06/10/10

”ラッシュライフ”

井坂幸太郎さんの本。

いわゆる広義のミステリというジャンルに入るんでしょうか、友人に勧められたので読んでみました。

感想はまあよく出来てるんじゃないかなー、という感じです。

幾人かの人のバラバラの物語が平行に進行しながら、最後に繋がっていくという、そんなお話。

ただちょっと読者にフェアに伏線を張り過ぎな感がありました、ちょっとでも疑いながら読んでると結末は大体分かってしまいます。

自分としてはちょっと騙され足りない感じでした。

 

06/09/26

”エンジェル・エンジェル・エンジェル”

またまた、梨木香歩さんの小説。

短いのでさくっと読めます。

天使と聖書とおばあちゃんと熱帯魚と孫のお話。

聖書、基督教とかのバックグラウンドをもった小説を読むと、自分はいつも遠藤周作を思い出します。特に遠藤周作の”深い河”を思い出します。

 

06/09/20

”夜のピクニック”

なんかもう青春!って感じです。

久しぶりに、ページを繰るのが止まらなくなりました。

高校時代を忘れかけてるくらいの年代の人に、ぜひとも読んでもらいたい感じです。映画も公開されるみたいですし、見に行こうかなーなんて考え中。

高校の学校行事で朝からずっと、夜通し歩き続けるという話なんですが、ここまですごくないけど、似たような”ウォーキング”っていう行事がうちの高校にもあったなーなんて。

高校時代に流れていた空気というか、時間の流れ方を少しだけ思い出したような気になれます。

あの頃の一日は今の何倍も長くて、たった一日で自分の中の色々な気持ちを劇的に変化させられるような柔軟性と、危うさを持ってたんだなーなんて。

今の社会での生活でだって、きっとこういう純粋な気持ちと感情が根底にあってそれを無視して、事務的に大人に生きてると、どんどん疲れていっちゃうような気がします。

たまには自分達にも夜のピクニックが必要なんでしょう、きっと。

 

06/09/11

”デッドエンドの思い出”

実は何を隠そう、初ばななです。

読んだことなかった、よしもとばなな。

とくに理由があったわけではなかったんですが、なんとなく読む気がおきなかったんです。

”デッドエンドの思い出”は中々、素敵な短編集です。たぶん女性向け。

でも読みながら、いろいろと関係ない個人的なことを思い出して、涙してしまいそうになります。

ちょっと悲しいラブストーリィ集です。

そこはかとない悲しみと、同時に”どうにかなるさ”という感じの明るさが詰まってます。

 

06/09/01 16:26

”からくりからくさ”に引き続き、”りかさん”を読んだ。

これは”からくりからくさ”の主人公の”ようこ”がまだ子供の頃、市松人形の”りかさん”と出会った当時のお話。+短編で”からくりからくさ”の続きの話も載ってたりする。

”からくりからくさ”を読んでるときも思ったけど、やっぱり言葉と心のバランスの取り方についての記述とか、暗黙のうちになされるいろいろな場面での”ようこ”の判断とか、心の動きの記述が心地よい感じです。

個人的にはかなりおすすめの本です。

 

06/08/10 16:26

梨木香歩さんの”からくりからくさ”を読んだ。

大学生くらいの年齢の女の子達の共同生活の話。

”りかさん”という不思議な市松人形を軸にいろいろなできごとが起る。

なんかなつかしーなぁという感じがした、別に自分は女の子じゃないし、こういう共同生活をしたこともないのだけど、身近にこういう共同生活をする女の子達が居て、よくその家にお邪魔したりした事があったので、なんかいろいろなつかしーなぁと思った。

しかもそのうちの一人は美大生だったし、なんかこの本の中の共同生活とすごく似たようなところがある。

ほんと女の子の共同体って不思議なもんだなーと男の自分は思います。

なんか一つ一つの繋がりがすごく繊細で、危ういんだけど、全体としてはそれでうまくバランスがとれていて、うまく機能していくみたいな。

ぎゃくに外部からそれをみるとすごく堅牢で、しっかりとした生活を送っているような。

大胆さや力強さと、臆病さや繊細さが同居したような、そんな感じがすごく不思議で、魅力的に思います。

 

06/06/26 0:41

今日は梨木香歩の「裏庭」を読んだ。

梨木香歩さんは「西の魔女が死んだ」で有名な人です、一昨年辺りくらいにはこの文庫がよく書店に平積みにされていたのを見かけました。

「裏庭」は自分が想像していた通りに幻想的な感じで、すぐに物語に引き込まれました。

孤独を抱える少女の冒険と成長の物語。

何となく海外のファンタジィの雰囲気が漂っていて、懐かしい気持ちになったりします。個人的にはミヒャエル・エンデを思い出した、あとバーネットの「秘密の花園」を連想させる感じです。

小さい頃、岡田淳とかミヒャエル・エンデとかファンタジィ大好き文学少年だった自分としてはいろいろと懐かしい気持ちになれました。

舞台の主となっているところが、荒廃した大きな英国風お屋敷の庭で、子供達の秘密の遊び場になっている場所っていう所も、何となく昔を思い出させてくれる感じです。(そういう秘密の場所を子供の頃はすごく大事にしていたなー、ってことを思い出したりしました)

「西の魔女が死んだ」はまだ読んでないけど、すぐにでも読んでみたい気持ちになりました。