■アメリカに生きる日系人■


〜最初にアメリカに渡ったのはどんな人?〜

 現在、アメリカには多くの日系人が暮らしている。日系人は見た目では日本人と見分けがつかない人が多くいるが、三世(移民した人から数えて第三世代目の人)や四世になると日本語を話す人はほとんどいない。また、意識の上でもアメリカに生きるアメリカ人なのである。
 それでは、一体アメリカに暮らす日系人とはどれぐらいいるのだろうか?
 1990年の国勢調査によると、アメリカに住む日系人の人口は84万7562人で、そのうち85%の約72万3千人がハワイ州と西海岸(カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州)で暮らしている。アメリカに住むアジア系集団の中で、日系人は1970年代までは最大の集団だったが、近年、アジア各国から新しく移民してくる人が増え、現在では、中国系、フィリピン系に次ぐ、第三番目の集団になっている。  では、最初にアメリカに渡った日本人はだれだったのだろうか。1841年、土佐の鰹船が漂流し5名の日本人がアメリカの捕鯨船「ジョン・ホランド号」によって救助され、ホノルルに入稿した。その後、1名が「ジョン・ホランド号」とともにアメリカへ渡った。この人物がのちにジョン・万次郎と呼ばれた中浜万次郎である。また、1850年には、「永力丸」が遠州沖で漂流し、アメリカ船に救助され、乗船していた浜田彦蔵ら17名はアメリカへ渡った。彦蔵はアメリカのボルチモアで市民権を得て、ジョセフ・ヒコと名乗った。ここに日系アメリカ人第一号が誕生した。
日本からアメリカへの移民は、1868年(明治元年)、出稼ぎ移民が砂糖きびブランテーション労働者としてハワイに到着したのが始まりである。その後、1924年の「排日移民法」によって完全に移民が停止されるまでの間に、多くの日本人移民がハワイやアメリカ本土に渡った。今日、アメリカに住む日系人の大半がその子孫なのである。
 アメリカへの移民が始まってから現在までの約130年の間に、日系人は様々な経験をしてきた。アメリカにおける日系人の歴史を「移民初期」(1841年〜1898年)、「移民と排日運動期」(1900年〜1936年)、「太平洋戦争と強制収容期」(1937年〜1945年)、「戦後復興期」(1946年〜1965年)、「補償運動期」(1970年〜)の5つの時期に分けてみる。  

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■移民初期(1841〜98年)■
■移民と排日運動期(1900〜36年)■
■第二次世界大戦と強制収容期(1937〜45年)■
■戦後復興期(1946〜65年)■
■補償運動期(1970〜)今日の日系人■
■今日の日系人■

参考文献


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