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 いつまでも何もないままというのもなんなんで、今巷で騒がれているバイオインフォマティクスについて、ちょっと書いてみました。バイオインフォマティクスとは簡単に言うとコンピューターを用いた情報解析をすることによって新しい生物学的知見を得る手法一般ということになります。ではその際、何の情報を用いるかというと、今までに蓄積されてきた生物についての情報、例えばヒトゲノムの塩基配列等がこれに当たります。なぜ今になって日の目を浴びることになったかと言うと、一つには遺伝子工学の発達(PCRなど)があります。これにより、モデル生物の全塩基配列の情報が急速に手に入るようになった等、生物学的情報のインフラが起こったのです。この急速な情報の蓄積により、科学者たちが情報を解析できずに埋もれたままの情報、すなわち生物学的発見がたくさん残っているはずであり、それを発掘していこうというのがバイオインフォマティクスの目指すところになります。例えば、解読されたヒトゲノムの中でまだ見つかっていない疾患に関係する遺伝子を見つけるというのも生物学、もしくは医学的発見ですよね。(製薬会社などがこの点に早くから注目していることは新聞などで知っている方も多いかもしれません。この例からも分かりますが、純粋な生物学的発見だけではなく、薬剤の開発における特許問題=お金も絡んできているのでこの分野にいっそう注目が集まっているともいえます。)先ほど挙げた理由のほかにも、もう一つの理由としてはコンピューターの性能が飛躍的によくなったということが挙げられますがこれについては説明するまでもないですよね。ここに書いたのはほんの一部で他にもタンパク質の構造予測などまだまだバイオインフォマティクスの違った面もあるのですが一言で説明するとこんな感じではないかと思います。分かって頂けたでしょうか?では、今回はこの辺で。
ちょっと真面目な話
2004年1月7日 更新