機械加工工具
第1線の
研究室



『ファブリケーション研究室』
〒525-8577
滋賀県草津市野路東1-1-1
立命館大学理工学部機械工学科
TEL/FAX:077-561-3043

E-mail:tani@se.ritsumei.ac.jp

最新研究内容

【機械加工工具ファブリケーション技術】
 機械加工工具を右図のように加工機械の近くで再生する技術の開発を行っております。除去加工において使用されている部分は工具のごく表層に限られています。この部分のみを簡単に再生することができれば、省資源のみでなく、加工者のノウハウを生かした工具が作成できます。切削工具の場合は表面の硬質層を再生することを試みており、研削工具の場合は工具表面の砥粒層を電解現象や加熱を用いて再生することを実現しております。研磨工具の場合も軟質層を加熱や紫外線照射により再生できることを確認しています。

【NEDOプロジェクト】
 ガラス用鏡面研磨材の酸化セリウムの使用量を減らす国家プロジェクトをNEDO(独立法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)から委託を受けております。コンソーシアムメンバーや主な研究テーマは右図に示す通りです。2009年度よりスタートし、現在3年目になります。これまで多孔質エポキシ樹脂研磨パッドを開発し、この工具を用いれば、酸化セリウムの使用量を大幅に削減できることや酸化ジルコニウム砥粒による代替が可能となることを発表しております。

【高付加価値電鋳工具製造技術】
 電着ダイヤモンドワイヤ、ダイシングブレード、ラッピングキャリアなどの工具をめっきにより製造する技術について検討しています。電着ダイヤモンドワイヤに関してはブラシめっき法を用いて高速製造を実現しています。ダイシングブレードに関しては、ポーラスブレードや補強ブレードの検討を行っています。ラッピングキャリアに関しては電鋳技術を用いて高速に高品位の工具を作製する技術の開発を行っております。