戻る

勉強会

目次

露出とピント

■シャッタースピードと絞り

シャッタースピード:フイルムに光を当てる時間をコントロールする。

絞り:フイルムに当てる光の量をコントロールする。

シャッタースピード

遅い(長時間露光)←←バルブ(B)・8・4・2・1・1/2・1/4・1/8・1/15・1/30・1/60・1/125・1/250・1/500・1/1000・1/2000・1/4000・1/8000→→速い

隣り合う値は2倍の時間、1/2の時間という関係になっている。

…1/60←(2倍の時間)←1/125→(1/2の時間)→1/250…

絞り

明るい←←1・1.4・2・2.8・4・5.6・8・11・16・22・32・45・64・90→→暗い

隣り合う値は光量が2倍、光量が1/2という関係になっている。

…1.4←(光量が2倍)←2→(光量が1/2)→2.8…

開くと光がいっぱい入るので明るくなり、逆に絞ると暗くなる。

「明るい」 開←(開く)←普通の状態→(絞る)→閉「暗い」

■シャッタースピードと絞りの関係

適正露出のシャッタースピードと絞りの組み合わせはいくつもある。例えば、絞り4、シャッタースピード1/125の組み合わせで適正な露出が得られたら、「4と1/125」=「5.6と1/60」=「2と1/500」=「8と1/30」=「16と1/8」=「4と1/125」等の組み合わせはすべて適正な露出である。

シャッタースピードを速くしてフイルムに光を当てる時間が短くするかわりに、絞りを開いてフイルムに当てる光の量を多くする…みたいな感じ。じゃあどうやって、シャッタースピードと絞りを決めましょうか。

ポイント1.手ブレ

手ブレ(=カメラブレ)

シャッタースピードがある一定速度より遅かったり、しっかりとカメラを持っていなかったりすると、シャッターボタンを押したときにカメラ自体が揺れて、結果として画像全体がブレてしまうこと。

星の軌道を撮影するときに、三脚を使っているのはこのため。

手ブレを防ぐ限界のシャッタースピード=1/焦点距離

(例)
28ミリレンズ……1/30
180ミリレンズ……1/250
400ミリレンズ……1/500

星を撮影

ポイント2.被写体ブレ

被写体ブレ

手ブレがカメラ自体のブレによるものであるのに対して、被写体ブレは写されているもの(被写体)の動きが速いこと。または、スローシャッターの場合にその被写体だけがぶれてしまうこと。

しかし、滝などの水の流れの写真のように、うまく被写体ブレを使って、効果的な写真を作ることもよくある。

滝を撮る

ポイント3.被写界深度

被写界深度

被写体にピントを合わせたときに、ある一点にだけではなく、その前後にピントが合っていると認めても良い奥行がある。この奥行の深さのこと。

絞りを絞るほどピントの合う範囲が増える。単焦点のレンズほどピントの合う範囲が増える。逆に、絞りを開けるほどピントの合う範囲が減る。長焦点のレンズほどピントの合う範囲が減る。(ボケの量が増える、また絞り羽根の形が出る。)

記念写真や集合写真を撮るときは、広角系のレンズ(例えば、28ミリや35ミリ)で絞りをよく絞ると全員にピントが合う。また、風景写真などを撮る場合も同じ。

みんなを撮る

なぜ、絞った方がいっぱいピント合うのか、というのは調べてください。

印画紙

■光沢

シャドー部の階調としては光沢が再現性に優れている。しかし、光沢は写真展などで光源の場所によって光るため、半光沢の方がよりベターである。あとは、自分の撮影意図と好みの問題。

ほか、光沢は表面がつるつるしているので、暗闇でも裏表が分かりやすい。

戻る


ほぼ「2004年写真部勉強会第一回」の引用