WU☆ニュース≪3≫

                                    2002/02/20

 風邪が流行っているようです。日頃より少し早めに休まれてはいかがでしょうか。と、言いつ

つ、お眼よごしではありますが(?)今回はWUマネージャーの夢について紹介させていただき

ます。

 WUはプロ集団ですが、マネージャーはまだプロではありません。

 高校生の頃は友人とよく話したものです。いつかは1冊の本を書こう!と。そんな夢も大学を

卒業して仕事に就くと、いつしか思い出の中に埋もれていくものです。が、幸いなことに私は職

場でその夢に再びめぐりあうべく出会いをしたのです。

 7年前の阪神・淡路大震災の時、勤務先である大学の校舎も倒壊。明日には瓦礫となってしま

うその建物の中から助け出された絵が数枚ありました。その中に、今、私が調査している黒田重

太郎の作品が含まれていたのです(今思うと大教室の壁や階段の踊り場にも他の画家の大作が架

けられていましたが、残念ながら再び観ることは出来ません)。当時は、そのような画家の名前

すら知らない私でありましたが、震災からの復興も一段落ついた頃、別の建物に保管されていた

黒田作品の傷みがはげしかったので修復に出すことになりました。その担当窓口を務めたことを

きっかけに、制作した画家のことが知りたくて「大学創立当初から学園と関わりの深い画家であ

った」こと以外は何も分かりませんでしたが、遺されていた展覧会図録−黒田の歿した翌年に開

催された遺作展の図録冊子−を頼りに調べはじめました。

 あっという間に4年が過ぎました。その間、多くの専門家の方にも情報を頂き、黒田の作品が

入ったといっては画商をたずねて見せていただき。そうこうするうちに「あなたが黒田のことを

書くんですよ」「まとまるのを楽しみにしています」と言葉をかけて頂くようになりました。そ

の頃になると、私も「どうしてこのように重要な活躍をした画家が、遺作展以来一度も回顧展が

開かれずにいるのだろうか」と不思議に思うようになっていました。が、しかし、私は大学の一

職員にしかすぎません。調べたことを専門家の方に読んで頂くほどまとめ得るような力も持ち合

わせてはいません。でも、一般の人々に対して何か残せるかもしれない、と気が付いたのです。

今の職場にいるからこそ出来る方法が必ずあるはずだと。そう考えが閃いた時「よし!力不足な

ら今からでも力をつけよう」と、大学院進学を決意していました。

そして、今、すばらしい先生方と院生の仲間に出会い、WUの見習いとして夢に一歩近づいた私

です。夢って素敵ですね。

 夢をともに実現させましょう!そんな仲間がもっともっと増えるといいですね。

                          (TOM-TOM♪マネージャー)