WU☆ニュース≪5≫

                                    2002/04/08

4月。気分一新。目標も新たに、前進あるのみ! 

などと書き始めると、なんともまぁ勇ましい・・・と思われるかもしれません。ですが、気分も軽やかなこの季節、何にでも思い切り挑戦できるような、そんな自分に秘められた(!?)可能性を感じませんか?さて、今回はそんな「可能性」を秘めた空間を紹介します。

 

 4月6日(土)に兵庫県立美術館(安藤忠雄建築)が開館するというので、そのオープニングに駆けつけ、その建設に携わった三人の人物による鼎談を聞いてきました。

(兵庫県立美術館ホームページ:http://www.artm.pref.hyogo.jp/home1.html

 前兵庫県知事の貝原俊民氏によると、そもそも1970年に建設された兵庫近代美術館の建て替えが計画されていたところ震災にあい、後、地域の人々の心の復興を目標に精力的にその計画がすすめられた結果、美術作品の鑑賞だけではなく、館内のオープンスペースで繰り広げられる様々なパフォーマンスを含め「芸術という感動にだれもがふれあえる舞台 <芸術の館>」が誕生したのだそうです。

 

 安藤忠雄氏の建築には日本家屋の「縁側」を思い起こさせるスペースがいたるところにあります。氏によると、機能が明確化されていない「縁側」は、一見すると無駄な空間のようであり、あそんでいる空間でもありますが、実は、屋内と屋外が交わる空間、いわば自然との交流空間であり、自然と人間のはしわたしをしてくれる空間なのだそうです。そこはまた、人々の生活に欠かせない憩いの空間でもあるのです。

 

 兵庫県立美術館館長の木村重信氏は、効果が短期間にあらわれる「教育」に比べると、その成果はすぐにあらわれない文化芸術活動ですが、だからこそ軽んじると、次第に社会は荒廃してくるもの。芸術は人の心を養い、生きていく活力となるものですから、幼い時分から芸術にふれ感動する機会を多く持つことが大切だと言われます。

 

 山と海に挟まれた都市空間の神戸。人々と自然が交わる都市に、芸術と人のはしわたしをしてくれる空間が誕生したことは、私達の住生活環境に豊かな変化をもたらしてくれることでしょう。 サンフランシスコで楽しい思い出をつくられた木佐貫さん、きっと彼らは多くの感動の持ち主なのでしょうね。そんな彼らにもぜひ訪れてほしい美術館です。

 

WU☆マネージャーTOM-TOM