現在の日本では、「冬のソナタ」、「猟奇的な彼女」など、韓国のドラマや映画が大ヒットしている。それは日本人受けするストーリーや映像などが理由にあると思う。だが、それ以上に私達が夢中になれるのは、韓国の恋愛事情があるだろう。そして、恋愛があるならば、当然最後には結婚というクライマックスが待っている。日本でも結婚といえば女性にとっても男性にとっても夢であり、人生にとっても大きな出来事である。だが、最近はウェディングドレスを着てケーキカットをして、純和風の結婚式を行う日本人は少なくなっていると思う。韓国でもそうなのだろうか?それとも昔ながらの結婚式の服を着て行うのだろうか?
 恋愛ドラマは良く知られていても、私達は結婚事情を詳しく知らないと思う。ドラマや映画で韓国の恋愛事情を知り、韓国人などとの国際結婚をしたいと考えていても、知らなければ戸惑うことも多いだろう。現在の韓国ブームにのり、恋愛だけでなく、結婚も、日本と比較して知って行きたいと思う。
まず、結婚までの道

韓国の若い若者達は結婚に至る過程が人によって全く違う。
代表的なのは熱烈な恋愛の末、ゴールインするケース。そのため、多くの人は‘好きな人がでたら結婚まで’という考え方を持っている。しかし最近の若者の中には‘結婚と恋愛は別’と考えている人も増えている。
そして古典的なのは‘お見合い’。家族や知人の紹介を通して、品のある場所で行われる。最の若者は見合いを嫌う傾向が強いが、婚期を逃した男女には今でもよく利用される方法だ。見合いを通して知り合ったとしてもお互いに気に入り、価値観も合えば、‘すぐに結婚’というケースもよくある。
愛と見合いの中間ともいえる‘紹介ティング’(ティングとはミーティング(日本でいう合コン)のティングをとったもの)というものもある。紹介ティングの良い所はお見合いほど負担がないことだ。何回かデートしてみて、相手が気に入るようだったら本格的な恋愛を始めるという訳だ。
また、結婚コンサルティング会社を通して理想の相手を探す場合もある。会社に登録した会員の中から条件の合った人が紹介される。最初から自分の理想に合った相手だけが紹介さるため、結婚までゴールインする可能性が高いという。結婚コンサルティング会社では10〜15人を紹介し、30万ウォン〜60万ウォンの手数料を取る仕組みになっている。

 *日本では
お見合い結婚と恋愛結婚。日本でもこの二つのパターンに分かれる。最近の若い人達は当然のように恋愛結婚を好む傾向にあるが、まだまだお見合い結婚の割合も相当なものである。日本のお見合いは韓国のお見合いよりも更に堅苦しくて畏まった席である。韓国では仲介者に斡旋だけしてもらって二人だけで会うパターンが増えているが、日本では両親が共に出席する場合が多い。

  見失った傍らを探すまで‐相手探し‐

プロポーズ

 プロポーズは男性がするのが一般的。しかし最近は女性の方からプロポーズすることも増えているということ。

花や貴金属など、各種の貢ぎ物を捧げながらプロポーズする人もいれば、イベントを準備して甘いムードを盛り上げながらプロポーズする人などその方法はどんどん多様になっている。反面、昔通りぶっきらぼうにプロポーズする人もまだまだ多い。

 
 ※日本では
 結婚が決まった二人に周囲の人達が決まってする質問が「プロポーズの言葉は?」である。それだけに男性は(日本でもプロポーズは男性がするのが一般的)結婚したい相手が現われた瞬間からプロポーズの言葉とシチュエーションを悩み、研究しなければならない。プロポーズの時に差し出すプレゼントとしてはやはり指輪が一般的。これがそのまま婚約指輪となる場合が多い

 お互いの両親への挨拶

二人の心が決まったら、次に超えなければならないハードルがひとつある。それはお互いの両親に承諾を得ること。プロポーズをする時よりも緊張するという人が多い。儒教の国である韓国は両親の影響力が強く、どちらかの両親に反対されようものなら結婚への道のりが途端に険しくなるからだ。
挨拶が無事終わると、次は両家の親同士の挨拶が行われる。そして改めて結婚式の日取り、式場などの取り決めが行われるが、これは新婦側で決めるのが一般的だ。

日本では
まず、男性が女性の父親のスケジュールを確認してアポイントをとる。男性は一番お洒落なスーツを来て女性宅を訪れ「娘さんをください」と申し込む。男性が女性の両親に先にご挨拶に行くのは韓国も日本も同じだ。そしてそこで反対されるとその後が大変になるとのも。
そして無事承諾が得られると、その次は結納の日取りの決定と挨拶を兼ねて、仲人さんと男性の両親が女性宅へ、というのが一般的だ。そこから結婚に向けて具体的な準備が始まる訳だ。

招待状作り

結婚の日取りが決まったら招待状
(韓国では請牒状と呼んでいる。)を印刷する。韓国の場合は招待客が多いほど羨ましがられる傾向がある。またご祝儀(韓国では扶助金と呼んでいる。)は一種の借金のようなもので、結婚する人(またはその両親)は自分が過去に参席した結婚式を思い浮かべ、招待状を出す。招待状を受け取る方も、自分の結婚式(または子供の結婚式)を思い浮かべ、その時に参席していた人から招待状を受け取った場合は結婚式に参席するが、そうでない場合には招待状をもらっても参席しない場合がある。
最近は招待状の代わりに恋愛から結婚までの過程を詳しく紹介した「結婚新聞」を送る人も増えているという。

日本では
韓国では招待状は結婚式の招待状であるが、日本では結婚式は内々で行われる場合が多いため、招待状は披露宴の招待状となる。やはり両家が集まって名簿を作成して送るが、韓国と違うのは出席の返信をもらうようになっていること。(韓国では送った人数の8割ほどが来るだろうと予想して準備される)
招待状には披露宴での席次表やメニューを同封する場合も多い(これを見て出席するかどうかを決める場合はあまりないと思うが‥)。また、結婚式の招待状に貼る切手は鶴などめでたい絵柄のものを選ぶ。

結婚シーズン
韓国の結婚シーズンは春と秋だ。結婚式によく似合う穏やかな天気の日が多いからだろう。春と秋の吉日と週末が重なった日は、かなり前から予約を入れておかないと、結婚式場も新婚旅行の飛行機もとれないことが多い程だ。
梅雨や真冬に式を挙げるカップルはそれ程多くない。暑すぎたり寒すぎたりする日には、式を挙げる方も招待客も苦労するからだ。そのせいか、結婚式の日に雨か雪が降ると、二人は幸せになるという慰め(?)のような言い伝えもある。

日本では
日本の場合もやはり春と秋が結婚シーズン。韓国でもそうだが日本でも「6月の花嫁が一番美しい」と言われジューンブライドが好まれているが、6月の中旬以降は梅雨に入るため、5月末から6月の初頭が最もピーク
シーズンとなる。
また、最近はクリスマスイブの結婚式も人気を呼んでおり、
この日は式場の手配が最も難しい日だという。

韓国と日本の結婚事情
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