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書籍名 出版社 小説の内容 書評
竜馬が行く 文芸春秋 「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」と、勝海舟はいった。坂本竜馬は幕末維新史上の奇蹟といわれる。かれは土佐の郷士の次男坊にすぎず、しかも浪人の身でありながらこの大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く長篇小説。 説明不要の名作で来年の1月2日にテレビ東京でお正月恒例の長編ドラマをやるそうです。何か新しいことに挑戦しようと思っている人は読んでみてはいかかでしょうか?
風神の門 新潮社
春陽堂書店
関ヶ原の合戦によって豊臣家が大阪城に閉じ込められてしまった時期、伊賀の忍者の頭領、霧隠才蔵は人違いで何者かに襲われたことから、豊臣・徳川の争いに次第にまき込まれてゆく。生来、いかなる集団にも属することを嫌った才蔵であったが、軍師真田幸村の将器に惹かれ、甲賀の忍者、猿飛佐助とともに豊臣家のために奮迅の働きをし、ついには徳川家康の首をねらうにいたる。人間性を抹殺された忍者たちの中で、いかなる組織にも属さず、ただひとり人間らしく生きようとした才蔵の悲哀を通して、「忍び」の世界を現代の目で捉えた長編小説。 才蔵が人間らしく生きたいと思う心と、影で生きる人間の悲哀と、忍びの人間離れした技が読んでいくうちに惹きつけられていきます。
梟の城 新潮社
春陽堂書店
講談社
織田信長によって一族を惨殺された怨念と、忍者としての生きがいをかけて豊臣秀吉暗殺をねらう伊賀者、葛篭重蔵。その相弟子で、忍者の道を捨てて仕官をし、伊賀を売り、重蔵を捕まえることに出世の方途を求める風間五平。戦国末期の権力争いを背景に、二人の伊賀者の対照的な生きざまを通して、かげろうのごとき忍者の実像を活写し、歴史小説に新しい時代を画した直木賞受賞作品。 忍者の儚さと、重蔵と五平、二人の対照的な生き方が読む者を惹きつけます。
燃えよ剣 新潮社
文芸春秋
武州多摩の田舎剣士、近藤勇、土方歳三とその仲間が、清河八郎の率いる幕府徴募の浪士組にまじって京へ上ったのが文久三(一八六三)年の二月。曲折を経て、同じ尊皇攘夷であった志士たちが倒幕へ傾いてゆく時勢のなかで、ひとり近藤、土方の新選組は佐幕の道をつき進み、京都守護の会津藩の先兵となって、池田屋襲撃などを決行し、長州藩、土佐藩ほかの憎悪の的になっていった…。その新選組を創り上げた土方歳三は、最後まではげしく時流に抵抗し、滅びゆく幕府に殉じた。稀代の漢の生涯を巧みな物語展開で描いた傑作長篇小説。 新撰組を扱った小説では珍しく土方歳三を主役で書いてある作品で、歳三の一途で頑固な生き方がまさに「武士道」の精神だと思わせるものでした。
北斗の人 講談社
角川書店
剣に賭ける周作の悲願は、古法の兵法から合理的な竹刀剣術への創始にあった。江戸表の他流に挑むや、天賦の才は忽ち冴えて並ぶ者なく、かつて苦渋をなめた馬庭念流と雌雄を決すべく上州へ乗り込んでゆく。北辰一刀流開祖、千葉周作の生涯を描く傑作。 新しいものを生み出そうと四苦八苦しながらも頑張る周作を応援したくなる作品です。ちなみに、北辰一刀流は後に坂本竜馬も門人に入るところです。
夏草の賦 文芸春秋 英雄豪傑が各地に輩出し、互いに覇を競い合った戦国の世、四国の片田舎に野望に燃えた若者がいた。その名は長曾我部元親。わずか一郡の領主でしかなかった彼が、武力調略をないまぜて、土佐一国を制するや、近隣諸国へなだれ込んだ。土佐に興り、四国全土を席巻して中央を脅かした風雲児の生涯。 中央(京都)に憧れを抱きつつも、片田舎で戦国の世を生き抜こうとする元親の生涯に共感した。
箱根の坂 講談社 応仁ノ乱で荒れる京都、室町幕府の官吏伊勢氏一門の末席に、伊勢新九郎、後の北条早雲が居た。激動する時代と共に自分の生き方を変えていく早雲。伝統的教養と近代的領国経営法で関東の覇者となり、治世の理想を実現させ、歴史を変えていった男、北条早雲を描く傑作長編小説。 世の中に失望した早雲が自分自身の心を変えて民のための世を創ろうと歴史を変えていく早雲をいきいきと書いてあった。
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