ブルジョア革命
まとめ
・ブルジョア=市民階級
・封建制を打倒し、近代社会成立の起点となった革命。
・「資本主義化」と「民主主義化」のふたつの要素が混在しているため、現在でも議論が続いている。
・「後進国型」国家(絶対主義と資本主義が共存)では、社会のブルジョア化推転の途上で、世界帝国主義体制の進展によってファシズム化した。
経過、典型
・17c.イギリス(ピューリタン革命・名誉革命)革命。 → 18c.フランス革命。 → 19c.産業革命の進展。 → 社会におけるブルジョアジー(資本家階級)支配が確立する。
事項
小商品生産
・「小ブルジョア経済」 → 小商品生産者によって「封建的現物経済から商品経済への転化」がすすむ。
・「資本の本源的蓄積」 → 小商品生産者層は、小ブルジョア経済の自由競争の結果、産業資本家と賃金労働者とに両極分解する。 → 封建領主制に依拠する古い生産様式が解体。 → 産業資本が発達していく。
・「歴史的意義」 → 小商品生産は、まだ賃労働力を使わないので資本主義的商品生産ではないが、 → これが必然的に資本の本源的蓄積をよび、やがて資本主義生産を生み出すので、 → レーニンによれば「必要な通過点」=資本主義発達の歴史的起点である。
日本資本主義論争
・「日本におけるブルジョア革命の成否論」 → 「講座」「労農」両派の「日本資本主義論争」となる。
・「労農派」(非日本共産党系−山川均派−合法的・大衆的活動) → ブルジョア革命概念のなかの「資本主義化」要素を重視。 → 日本もブルジョア革命を経て資本主義化=近代化した。 → 「明治維新」をブルジョア革命と規定する。
・「講座派」(日本共産党系−福本(和夫)イズム−前衛的・非大衆的活動) → ブルジョア革命概念の「民主主義化」要素を重視。 → 維新から自由民権運動の終焉にかけて、日本の民主化運動は挫折。 → 政治体制は「絶対主義」、経済的にも「軍事的=半封建的」な資本主義。 → 日本はブルジョア革命を経ずに近代化。 → 「明治維新」を絶対主義形成の画期と規定する。
唯物史観(マルクス主義史観・史的唯物論)
・社会の土台は「経済的諸関係」 → 「人間の能動的役割」や「政治・イデオロギーの独自の役割」などを認めつつも、 → 「人類社会の歴史的展開には、経済的(唯物的)要因を軸とした発展の法則がある」とした。
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