絶対主義
まとめ
・絶対主義(=絶対王政)は、封建社会から資本主義社会への移行の過渡期に、封建制国家の最終的形態としてあらわれる。
・領主制を維持しながら前期的資本と結合し、産業資本の発達を統制する。
・産業資本の発達と反動的領主制の維持との矛盾から、やがて改革や革命が行なわれて絶対主義は打倒される。
経過
・14〜5c.以降、封建領主層の弱体化がすすむ。 → 商業活動の活発化で大商人層が台頭。 → 16c.頃から諸国家間の対立が激化。 → この過程で、反動的な中央集権化がすすむ。
典型
・イギリス
テューダー朝、ステュアート朝
エリザベス1世
・フランス
ブルボン朝
ルイ14世
特徴
・王権神授説
・常備軍
・官僚機構
事項
前期的資本
・「商業資本」 → 商品を生産して材料費等の諸経費と商品価値との差額を利潤にする近代的商業資本とは異なり、古い生産様式(奴隷制や農奴制)のもとに寄生。 → 社会的分業・市場経済が未発達な地域・共同体間の価格差を利用する、不等価交換による流通資本。 → 資本の本源的蓄積は自らの経営地盤を崩壊させるので、産業資本の発達に対抗する。
・「高利貸資本」 → 産業資本家などに投融資する「近代的利子生み資本」とは異なり、権力者などの経済的優位者が貧農・手工業者らに自らの蓄蔵貨幣を貸し付けて高利を得るもの。 → これも古い生産様式に寄生。 → 分業と市場の未発達、貨幣不足と鋳貨の混乱などを利用し、遠隔地間のなかつぎ商業と金融業の分野で活動する。
領主制
・封建的土地所有による農奴の支配。
・経済外的強制体系による支配。
(農奴制 → ・古代の奴隷制が、封建領主との間の人身的隷属関係を断ち切って、生産物地代・貨幣地代をおさめることで営まれる被支配体制。)
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