旅行の作法



佐竹ゼミで海外に行く際の、行動の基本原則です。

当たり前と言えば当たり前の内容ですが、日本人の1割が毎年海外に出かける状況下で、
これらのことを守れる人はどれだけいるでしょうか。

我々はみなさんに問い掛けたいと思います。


1.外国へ行くのは人様の家を訪れると同じだと心得、慎め。

2.買い物が目的で外国へ旅行するような者は、海外旅行をする資格なし。

3.外国へ出かけるのは他国の鏡に照らして自分を見直すためである。その
国の流儀を知ろうとすることが旅行者の最低の心がけたるべきである。

4.その国についての浅薄な感想をむやみと口にすべきではない。特に経済
的に自国より貧しい国において言動に慎め。

5.外国滞在中は「ありがとう」と「ごめんなさい」を忘れぬよう、常に注意せ
よ。

6.外国へ行くときは、あらかじめ少なくともその国の概略の歴史、政治事情、
文化、宗教ぐらいは調べて行くのが礼儀である。そして最低限日常の挨拶
の言葉、道を尋ねたり、宿を捜したりの言葉くらいは知っていたいもので、そ
れだけでも親しみの情はずいぶん違う。

7.言葉が十分できなくとも、誠意さえあれば身振りでもかなりな意思疎通が
できるものである。


(出典)1998年専修大学佐竹ゼミ教養演習編「Syria Jordan」より