第二バルク書
                   2Barch

1−12 エルサレムの滅びについての啓示
12−20 バルクの疑問
21−34 神の目的の進展:メシアの登場と義人の復活
35−46 世界強国の幻
47−52 終わりの到来
53−76 義と不義の12の時代
77−87 補囚の民への慰め

この書は西暦70年のエルサレムの滅びの後
なぜ神はそのようなことをお許しになったのかについて答えるものとして
記されたものであす。メシアの登場や諸国民の裁きについての
ユダヤ人の期待を知ることができます。

メシアへの希望:終わりの日に地震、殺害、剣、飢饉、異変、不道徳が観察される
時代となりますが(27章)メシアが登場して眠っていた義人が復活します。(30章)
第四の王国(つまりローマ)の没落するときが近づくとメシアの支配が姿を表わす
ことが期待されています。(39:5−7)その支配下では病気や煩いはなくなり
動物との平和を楽しむでしょう。(73章)

パリサイ人の思想:将来シオンが再建されメシアが登場するときに、律法の業を
行なう者たちが救われる
という見方が随所に表明されています。「正しく生きた者の
善行が集めてある倉が開かれるときが来る」でしょう。(24:1)そして「律法の実を
播いている者たち」が救われることになるでしょう。(32:1)「律法を望みとする者」は
「自分の行ないによって救われる」でしょう。(51:7)「律法を覚え」祭りと安息日を
忘れないようにとバルクは諭します。(84:8)

復活の希望:パリサイたちにとっての重要な信条は復活の希望でしたが、その
50〜51章では肉体による復活の希望が明確に打ち出されています。
そのとき「地は・・・死者をまちがいなく返すであろう。その形にはなんの変化もなく
受け取ったままの形で返すであろう」と述べられています。(51:1)