Descartes
デカルト
1596−1650
近代哲学の父といわれ理性によって知識を得ることを重視する
いわゆる合理主義の伝統をもたらしました。(これは経験を重視する
ロックなどの経験主義とは対立しています。)この伝統は
スピノザ、ライプニッツなどに受け継がれました。
神の存在証明:デカルトは神が存在していることを以下のように
「証明」しています。
「方法序説」第4部においてデカルトは少なくとも一つの確かな
事柄、すなわち「我思うゆえに我あり」に行き着きます。
ついで彼は自分が疑っているということ、つまり完全無欠ではないとは
どういうことかについて考察します。「私は自分の持っていない完全さを
いくつか認識している以上、私だけが存在する唯一の有ではなく
何かほかにも完全なものがあって、私はそれに依存し、いま持っている
ものはすべてそこから得たに違いない」。
こうしてデカルトは神が存在しているにちがいないという結論に到達
したのでした。