第一マカベア書
| 1 | アンティオコス、神殿を汚す |
| 2−4 | マカベア家の抵抗と神殿の清め |
| 5 | 周辺諸民族との戦い |
| 6−7 | 背教者たちとの戦い |
| 8 | ローマとの同盟 |
| 9−12 | ヨナタンの時代 |
| 13−16 | シモンの時代 |
献納の祭りの由来について:イエスは献納の祝いを祝われたが(Jn10:22-38)、
これは西暦165年の神殿の清めを祝ったものです。
メシアが登場するときまで神殿が機能することが神のご意志であったことからしても
(Da9:24-27)神がこの戦いを当初支持されたと考える理由があるかもしれません。
ユダヤ人とローマとの関係について:マカベア家の抵抗は当初全く宗教的なもので
したが、やがて彼らの活動は政治的色彩を帯び、ローマとの同盟へとつながって
いきます。そのような世俗化に反対する動きとして「敬虔な者たち」(ハシディーム)は
のちのパリサイ人を形成していきました。
フィリスティアに対する預言の成就について:ヨナタン(160-142)の時代に
ユダヤ人はアシュケロンを征服しますが、これはアシュケロンが
「ユダの残っている者たちのための地域となる」(Zep2:7)という預言の成就と
なりました。(10:86)エクロンも同時代に征服されます。(10:89)(Zep2:4)
またガザについていえば、ヨナタンは「ガザを包囲し、その周辺都市に火を放ち
それらの都市を略奪」しました。(11:89)
アレクサンドロス・ヤンナエウス(103-76)の時代にガザは完全に荒廃させられましたが
(JA13.3.3)これはガザが「見捨てられた都市となる」という預言の成就と
なりました。(Zep2:4)