Menno Simons
                       メノー・シモンズ
                      (1496−1561)

シモンズはカトリックの司祭として訓練を受けていましたが、全質変化の教えに
疑問を抱くようになります。また再洗礼を受けた人が処刑されたことも彼に
衝撃を与えました。聖書をよく調べることにより、彼は全質変化の教えを否定し
幼児洗礼ではなく信者のバプテスマを受け入れるようになります。
彼は著書「新生」の中で、「邪悪な教義、偶像崇拝的な幼児洗礼と聖餐、修道会、
司祭、ミサ、聖なる水、イコン、巡礼、煉獄、さんげ、赦罪」などを
「聖書に反して提案された人間の教義」として否定しました。
シモンズは真のクリスチャンは「平和の子供たちで、剣を打ちかえてすきの刃にし、
戦うことはもうしません。カエサルのものはカエサルに返し、神のものは神に
返します。」と述べて、平和と無抵抗主義、政教分離を説きました。

(参考文献)EDT、p758-760
       「宗教改革著作集」8再洗礼派、p357-377