Tohorot
                    清浄について

1〜4:汚れた食物と液体について
5〜6:公的な場所の汚れについて
7〜8:アム・ハ・アーレツによる汚れの伝染
9〜10:オリーブ油とぶどう酒が汚れる場合

アム・ハ・アーレツとの接触について:1世紀の宗教指導者たちは下層の人々を
地の民(アム・ハ・アーレツ)と呼んで、律法を知らない民として蔑んでいました。
Jn7:49)アム・ハ・アーレツが家の中にいる場合その人が手を伸ばして届く範囲の
ものは(清さについての律法をその人はよく知らず破っているかもしれないので)
汚れているとみなされました。(7:2,3)また収税人もアム・ハ・アーレツであり
その者が家に入るとその家は汚れたとみなされました。(7:6)
イエスは収税人と食事をしたとして非難されました。(Mt9:9-11)
また異邦人が家の中にいれば同様に汚れたものとみなされました。(7:6)
このような事情を考えるとペテロが「ユダヤ人にとって別の人種と一緒になったり
近づきになったりすることがいかに許されないことか、あなた方もよく知っておられます。
ですが神は何人も汚れているとか、清くないとか呼ぶべきでないことを私にお示しに
なりました。」(Ac10:28)と述べた背景をよく理解することができます。