故内田武吉先生のご仏前への40周年のご報告

40周年記念行事につき、同好会前会長 故内田先生のご仏前にご報告させて 戴きました。
以下その模様を報告致します。

去る12月22日(土)午前、前会長の故内田先生の渋谷のお宅に 同好会現会長の武岡助教授、OB会運営委員会より22期の内藤、栗原の計3名で、 奥様ならびにお嬢様を訪ね、先生のご仏前にお花、お供物をお供えし、お参りさせて 戴くとともに、今回の同好会40周年記念行事のご報告をさせて戴きました。

40周年記念を楽しみにされていた先生を、ご生前にお招き出来ていたなら、 さぞかしお喜び戴けたのではとの、慚愧の念に耐えない気持ちでありましたが、 亡き先生のご遺徳のお蔭により記念行事が開催できたことをご報告し、御礼をさせて 戴きました。 また、記念式典開催にあたり、奥様より過分のご芳志を賜りましたことに対しまして 御礼を申し上げました。

武岡先生から、奥様、お嬢様に対し、4期の石井先輩よりお預かりしたアルバムを ご披露させて戴いたところ、奥様は、30年以上も昔の写真ではありましたが、 ひとりひとりのお名前をハッキリ覚えていらしたので驚くとともに、当時の 交流の深さが偲ばれました。 合宿に同行された若き日の先生のお姿、草創期の先輩方の各地合宿での初々しく 天真爛漫な角帽姿、剣道着姿をたいへん懐かしがられ、当時の先生ご一家と先輩方との 楽しい交流のお話をお伺いしました。 奥様のお手元になかった先生の写真もあり、後日、複製してお送りすることにしました。

お嬢様も、ご幼少の頃、同好会学生、OBの方々が先生のお宅を訪問された際には、 酒宴の席の傍らで遊んでいたり、草創期の先輩の膝上に載せてもらったりして可愛 がって戴いたことを楽しい思い出として、たいへん懐かしく思い出されていらしゃい ました。 お嬢様は稲門の同窓(文学部)であり、現在は演劇の分野で女優、大学講師として幅広くご活躍されており、先生も公演は欠かさず参観されて、2000年12月の初めて大隈 講堂を使った公演がその最後になってしまったことは、早稲田との不思議な縁であったと感慨を深くされていらしゃいました。

先生のご逝去から半年になりますが、先生の書斎がそのまま保存されているとのことで、お願いして拝見させて戴きました。 書棚に掛けられた、お元気な先生のポ−トレ−ト、壁面を埋める専門の和洋の書籍、 大きな書斎机、椅子などの重厚な調度の数々が、研究に没頭され、思惟にふける先生の お姿がいまもそこにあるような思いがしました。

これからも剣道同好会、OB会に対して引き続き変わらないご厚誼、ご支援をお願いして、奥様、お嬢様、そして先生の御霊のお見送りを戴きながら、昼前にお宅を辞去させて戴きました。

文責:栗原(22期)