ウジュウ
沖縄の伝統行事食「御重」(重詰料理)に関する研究
― 変遷と意識調査 ―
982511J 宮城のりか
担当教官 金城須美子
《研究目的》
沖縄の伝統行事に供えられる供物の代表的なものに「御重」がある。人々はその御重を各家庭で作ることによって、料理法や詰め方,食材の調達法,行事を行う意義など親から子へ,さらには孫まで伝え,沖縄の伝統行事食として受け継がれてきた。
しかし近年では御重を供える行事シーズンが近づくと,スーパーには出来合いの御重,惣菜が並びそれを購入し間に合わせる家庭も見られるようになった。さらに御重の料理内容そのものも変化していると考えられ、行事食の簡便化・簡素化が進んでいるように思われる。そこで現在の御重が昔の形態と比べてどのように変化しているのかを調べたいと考えた。
清明祭行事食については先行研究がなされているが,御重に関して過去と現在を比較検討した研究、御重に対する人々の意識について調査研究はまだなされていない。
そこで本研究では調査対象地区の名護市において、伝統行事食である御重がどんな行事に用いられているのか,重詰料理の内容,手作りか市販かなどの調達法等の現状を明らかにし,また人々の意識を分析することによりこれからの伝統行事食「御重」の継承について考察することを目的とする。
《研究方法》
1.文献検索及び資料収集
2.聞き取り・実態調査 【調査対象:名護市在住の主婦 世帯数20世帯】
3.アンケート調査 【調査対象:名護市在住の主婦 世帯数200世帯】
《研究計画》
1.文献検索及び資料収集 4月〜
2.アンケート作成 5月
3.アンケート予備調査及び本調査 6月
4.聞き取り・実態調査 8月〜9月
5.調査集計、分析 9月〜11月
6.考察及びまとめ 10月〜12月
7.論文執筆及び発表準備 12月〜2月