琉球王朝時代の士族階級の食生活に関する研究
〜「伊江親方日々記」を中心に〜
982502K 上地明日美
担当教官 金城須美子
《研究目的》
琉球王府の位階には王族の下に、親方、親雲上など琉球の政治に関与している士族階級の人々がいる。この士族階級の食生活については、在番奉行の接客料理や養生食についての研究はあるが、私的な食生活についてはまだあまり研究がなされていない。
18世紀後半から琉球王府の三司官を勤めていた伊江朝睦は、その当時の社会情勢や生活の様子を32年間にわたって日誌に書き続けており、その中には、日常食及び行事食や冠婚葬祭における贈答品、祭祀の供物、病人食等の記述が含まれている。その中の養生食については、新城の先行研究がある。
そこで本研究ではその「伊江親方日々記」を中心に、士族階級の人々の食生活を浮き彫りにし、農民(庶民)の食生活との比較検討、文献内容の食事の再現などを行い、今後の研究に寄与することを目的とする。
《研究方法》
1.
文献・史料検索・資料収集
2.
文献の食に関する記述の分析・再現
3.
農民生活との比較検討
《研究計画》
1.
文献・史料検索及び資料収集 4月〜5月
2.
文献・史料講読及び分析 5月〜
3.
日常食・行事食・祭祀の供物等の分析 7月〜8月
4.
農民の食生活との比較検討 8月〜9月
5.
考察及びまとめ 10月〜11月
6.
論文執筆 12月〜1月
7.
発表準備 2月