まずはじめに…。


私がSWを本格に目指し始めた大学生の頃、SWについて研究をしようと思っても資料は当然少なく私の周りには
SWはいなかったので唯一の資料と言えばスチュワーデスマガジンとその他のイカロス出版の出版物だけでした。
しかしその肝心のスチュワーデスマガジンも編集長が対談上で述べていた通り、意図的にネガティヴな情報は
避けてきれいごとに徹しているために生きた情報を手に入れることはできず大変苦労をしました。それでも
何とかできる限りの努力をして情報をかき集め、その当時の副産物として現在の知識を手に入れることが
できました。このように自分が苦労した苦い経験を踏まえて、現在のSW志望者のみなさんに情報を提供する
ページを作り始めたのがこの「スチュワーデスになりたいあなたへ」のページです。

今のところこのページは完全非営利で行っていますので基本的にSWスクール名や写真スタジオ名などの
実名を紹介することはありません。また、生きた情報を素直に記載するためにも私の航空会社名や素性を
明らかにすることもしていません。
雇用機会均等法が変わりもしかすると「スチュワーデス」という言葉自体があまり適当ではなくなり、あの
スチュワーデスマガジンも名称を変えましたが、このページでは職業名として最も馴染みのある言葉としての
「スチュワーデス」を今後も使用してゆきます。

まずスチュワーデスを志願するうえで最低限求められるのは英語力です。当然、会社ごとに求めてくるレベルは
異なりますが、一般に日系で英検2級程度、アジア系でTOEIC600点以上、ヨーロッパ系ではTOEIC730点以上と
いうのが平均でしょうか。単にこれらは目安ですからもっと高いスコアを持っている人もいるでしょうし、これよりも
低いスコアでも合格する人はいます。
語学力というのはすぐ目に見えてレベルアップするものではありませんから日々の努力が重要になってきます。

スチュワーデスを志願するうえで避けて通れないのが身長制限と視力制限です。数年前までは身長が160cmに
満たない場合はほとんど就職先がない状況でしたが、現在は身長制限が緩やかになり158cmあればそれほど
困らないようになっています。実際乗務をする上では158cmの身長だと何かと苦労が多いとは思いますが、
身長制限の面では十分クリアできます。またノースウエスト航空のIFSR(機内通訳)、NAL(中日本エアライン
サービス)の乗務員に関しては身長制限が設定されていません。
視力制限に関しては、これまで裸眼視力0.1以上と明記する会社が多く泣く泣く諦めた志願者は多かったのですが、
現在ではこの条項を明記せずに単に「矯正視力1.0以上」とする会社が多くなっています。特別な例といえば
エジプト航空があげられ、コンタクト・眼鏡の矯正は一切認めずに裸眼視力1.0以上が求められます。
その他の航空会社別の募集要項例は外資系航空会社データ集をご参照ください。

さて、最近のスチュワーデスを取り巻く環境もそれほどうれしいものではなくなってきました。特に日系航空会社で
契約制スチュワーデスが導入されて以来スチュワーデスという仕事は華々しいものからきつく苦しいものに様変わり
しました。業務成績(欠勤数も含めて)が悪ければ3年後に正社員になること、あるいはJALの場合は国際線に移動
することもできないわけですから、風邪をひいたりしてどんなに具合が悪くてもフライトに出かければならないことが
多くあるようです。それで航空性中耳炎になってしまうこともあるようですからこれは考え物です。
外資系航空会社にしても待遇が下がってきていることには変わりがありません。コンチネンタル・ミクロネシア航空
では日本の新聞を賑わわせるほどの裁判沙汰になりましたし、契約体系・給与体系を従来のものとは異なるものに
する会社も増えています。
現在のスチュワーデスという職業は、なるまでも大変でなってからも苦労が多いという職場になってきています。
なかなか夢と現実のギャップは激しいものです…。ですから、「SWは憧れだけではやってゆけない仕事」と
いうことをしっかりと認識し、このページから知識を身につけるようにしてください。

この「スチュワーデスになりたいあなたへ」のホームページはSWになるための情報やスチュワーデススクールと
いわれるところで教えるようなちょっとしたテクニックなども掲載しています。基本的には全てのページを読んで
いただくのが最善の方法なのですが、もしこのページを参考書代わりに利用するのであれば部分読みでも十分で
あるかもしれませんね。どうしてもわからないことがある場合はご遠慮なく私に質問していただいて構いませんが、
あなたが聞きたい内容は他の誰かも聞きたい内容である場合が多いのでまずはQ&Aのページを参照してみて
ください。身長関係の質問のような超頻出なものについては記載してあります。なお、最近ではあまりページを
読まずに安易に質問メールを送ってくる方が多いように見受けられます。結局夢を手に入れられるか否かは
本人の努力次第であるわけですから、まずは自分で調べてみてそれでもわからない場合や相談などがある場合に
メールをするように心掛けてください。月に何百通も質問メールが届くようでは私も到底お返事できなくなって
しまいますし、質問メールのシステム自体を中止する結果にもなりかねません。どうぞその点のご理解と
ご協力をお願いします。

それではみなさんこのページとともにSWへの夢を叶えてゆきましょう。
jos-ke

メール アイコン
メール
トップ アイコン
トップ