私の生活


私jos-keは2001年末をもって航空会社を退職し、現在は日本の商社にて働いています。
以下の記述は私が現役時代について書かれていますので参考にしてみてください。

みなさんはじめまして。某ヨーロッパ系航空会社のヨーロッパベースで働いているjos-keです。

極々普通に日本で生まれ、日本の小学校・中学校・高校と進学し4年生の大学の外国語学部を卒業後に現在の会社に就職。それ以来ここヨーロッパの某街で生活しています。
一応私は日本人として
採用されているので乗務は日本線が中心となりますが、それでもここヨーロッパの某街を起点にした北大西洋路線(アメリカ・カナダ路線)にも乗務するので日本線のみにしか乗務しない会社のクルーに比べると変化があっていいのかもしれません。
日本の航空会社のクルーの場合は100時間程度乗務をする
会社もあるようですが、私たちの場合は規定によって60時間から最高で90時間までと決められており平均では70時間前後ということになります。3・4回フライトに出かけると1ヶ月という時間が過ぎてしまうので年月が経つのをとても早く感じます。
ヨーロッパの会社の現地ベースということで当然ながらお給料は
ユーロ建ての現地通貨でもらうのですが、ここ数年ユーロ安が続いているため私たちのお給料額を日本円換算すると非常にさみしい金額になっていますが、生活のベースがこちらである以上、為替レートはそれほど影響することなく楽しい余裕ある生活をしています。
フライトで日本に行けば現地で日本円の
現金でパーディアム(アローワンスとも言いますが現地での食費という名目の出張手当です)がもらえます。また同様にアメリカに行けば米ドルの現金がもらえますので食事やお買い物には十分すぎますので、努力すれば日本円などの貯金をすることも十分に可能です。



こんにちは、jos-keです。 ある月のjos-keのスケジュール

X月1日−5日 東京3泊便
X月10日−12日 ニューヨーク1泊便
X月17日−19日 東京1泊便
X月24日−27日 東京2泊便

以上の4本が入ったとすると規定ギリギリの88時間強になりフライトが多いスケジュールになります。
日本線ばかり3往復で75時間程度の月もあれば、日本線1本にアメリカ線3本というときもあるのでスケジュールにばらつきはあるのですが、それでもゆとりのある生活をするのには十分すぎるスケジュールであると言えるのではないでしょうか。
月に15日程度はお休みがありますので、旅行に出かけたり、
街を散歩したりというのが多くの同僚の生活パターンのようですが、人によっては語学学校に 通ったりすることもあるようです。

この仕事をする上では肉体的にも精神的にもタフでないとやっていけないのが事実です。
日本路線でも
1泊便というのがあって、12時間徹夜でフライトして日本時間の朝に到着して翌朝にはまた12時間のフライトが待っていることになります。
アメリカ・カナダ路線はほとんどが1泊便ですから1泊日本便と同様に現地での
滞在時間は長くて22時間程度。長距離路線は必ず行きか帰りが徹夜になるので、22時間の間に休息しながら楽しむことができるほどの人間でないとこの仕事は楽しめないかもしれないですね。ホント体調管理が重要な仕事です。

お給料に関してはOLに比べれば確実に多いと言えるでしょう。先ほどお話しした通り、為替レートで変動があるので一概には言えませんが手取りで25万円から35万円程度と思って頂いて良いと思います。
海外での一人暮らしは何かと物入りで生活費がかかるのですが、普通の日本人が体験することのできないヨーロッパでの一人暮らしを体験できる価値は大きいと思います。

みなさんが憧れるSWの制服ですが、私たちヨーロッパ系の会社では日系の会社に比べてアイテムの数が多いのが特徴です。会社によって違いがあるものの、制服自体が数種類あって自分のその日の気分でその中から選ぶことができる会社が多く、アクセサリーやストッキングなどのランジェリーまで支給される会社や制靴がなんとあのBALLY(日本で買えば1足3万円以上は当たり前)である会社もあります。
支給方法も会社によってさまざまで、日系の会社のように全てが貸与というかたちで支給を
される会社もあれば、会社が全額負担して支給する場合、あるいはアメリカ系の航空会社のように全額自己負担の買い取り制の場合もあります。
最近の制服の傾向ですが、スカートはタイト系のものが多くなりつつあり、再びミニスカートへの回帰のようです。ボディラインが強調されつつ足が露出されやすいもので、こうした傾向はヨーロッパ系航空会社の制服に多いです。

外資系の場合は外国人と働くわけですから、現地人クルーとのコミュニケーションはなかなか難しいことも多く最初のうちは正直戸惑うかもしれません。
日本人クルーは食事中であっても
乗客からのコールがあればすぐに飛んで行きますが、ヨーロッパ人の場合は食事中であれば滅多にコールに行くことはありません。
休憩時間中でも日本人は同僚が忙しそうなら手伝うのが
普通ですが彼らはそんなことはお構いなしに休憩に行きます。
私たちも最初の頃は「なんで…。」と
思いましたが、日本と欧米ではもともと物の考え方や思想が違うので私たちの思う「当たり前」を彼らに押し付けることはそれ自体がナンセンスであることも次第にわかりましたが…。




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