上の文は2002年の某大学の英語の入試問題の一部をそのまま画像にしたものです。
最後のほうの意味は大体次のようになります。

「・・・・彼は私の目をじっとみて、『私は欲しくないけど、あなたの気持ちはわかりますよ』とでも言うかのように私の手からピーナッツをとった」というような意味になりますが、そんな複雑な気持ちを表すピーナッツの取り方があるのでしょうか。あるいはやっと親しくなった(馴れた)チンパンジーの気持ちがそこまでわかるのでしょうか。

ところが偶然これと同じと思われる文が別の大学の入試問題で使われています。その文と照らし合わせてみますと、

同じと文と思われる文:
 . One day I offered him a nut in my open palm. He looked directly into my eyes, took the nut out of my hand and dropped it. At the same moment he very gently squeezed my hand as if to say, I don't want it, but I understand your motives.

・・・・ 彼は私の目をじっとみて、私の手からナッツをとって、落としてしまった。同時に、『私は欲しくないけど、あなたの気持ちはわかりますよ』とでも言うかのように、私の手をやさしく握り締めた。

二つの文を比べてみますと、ナッツとピーナッツという違いはありますが、同じ文であると思われます、丁度、「落としてしまったが、同時にやさしく握り締めた」という1行分が抜けているような気がしますが、はたしてどうなのでしょうか、3行目の終わりがmyで終わり、次の行のはじめがhand、そしておそらくmyで終わって、またhandではじまるので一行とばしてしまったのですね。やりましたね。もちろんこの1行をとばしてしまったからといって、問題が成立しなくなるわけではありません。

原文はおそらく チンパンジーの研究で有名なJane Goodallの文だと思います。グッドオールがアフリカに行ってチンパンジーの研究の研究を始めるが、群れに警戒されて、近づくことがなかなかできないでいましたが、このデビッド・グレイビアドというチンパンジーが最初に仲良くなってくれたチンパンジーなのですね
One day I offered him a peanut in my open palm. He looked directly into my
eyes, took the peanut out of my hand as if to say, I don't want it, but I
understand your motives.