| 「リリイ・シュシュのすべて」について(1) (著者 岩井俊二 発行 ロックウェルアイズ 出版 角川書店) コラムのページ最初のネタなので、結構ノーマルな話題から入ろうと思い、 この「リリイ・シュシュのすべて」という本について語っちゃいます(^○^)。 著者の岩井俊二という人は知名度も高いし「スワロウテイル」なんかは見た人もいると思う。 とは言っても、俺もこの本を完全に理解しているわけじゃないんだよね。 読みたい人がいるかもしれないし、あんまり深くまで突っ込んだ話ができないけど、この本を読んでいると現実世界とパソコンの世界(主に掲示板での会話)とがごっちゃまぜになってくる。こんな事は初めてだった。 本の題にあるリリイ・シュシュはこのストーリーの中心的役割をはたすアーチスト(って言っていいのかな?歌い手?)で、キーになるキャラ。彼女は本の中だけのフィクションな存在だと分かっているはずなんだけど、その存在感があまりに大きくて本を読み終えた時にはあたかもノンフィクションの人物のように思えてしまう。 それだけにとどまらず、この「リイイ・シュシュのすべて」という話自体がノンフィクションであるように錯覚してしまう。 読み終えたあとに、公式HPhttp://www.lily-chou-chou.com/holic/index.htmに行って見たんだけど、やはりイマイチ納得ができない。ナンデ? 俺は、リイイが実在するかのように思えてしかたがない。 この本では、会話が、声ではなくすべて掲示板の上でのやりとりで行われているというのは読んでいてすぐに気がつくと思う。 だから、ストーリーの流れや過去の出来事、人の外見を描写したりということが極端に少ない。 しかしながら、一人一人の登場人物の個性や性格がつかみにくくなっているわけではない。 僕たち読み手は、知らず知らずのうちに、掲示板の発言を手がかりにその人の性格をイメージとして形成してしまい、逆にリアルになっている感がある。 岩井俊二監督は、このようなネットの性質まで見越してこの企画を考えたのかも、と疑ってしまうほどだ。 もうすぐ映画が公開されるので、ストーリーに関してのコメントはまた次の機会にするとしよう。もうこの本は絶対オススメ! (稚拙な文章でスミマセン) |
| 「リリイ・シュシュのすべて」について(2) 今回はHOTDOG PRESSに岩井俊二監督のインタビューが掲載されていたので、紹介したいと思います。 「Love Letter」や「スワロウテイル」とは印象がずいぶん違う!岩井俊二監督、まさに待望の新作「リリイ・シュシュのすべて」は、14歳のダークな日常生活をリアルに描いた痛切な作品だ。 「でも今の14歳について、特に取材はしてないんですよ。僕がやったのはいじめサイトのBBSに匿名で書き込みして、その中で知り合った人から、具体的な手口を教えてもらったり。本質的な感情の部分は、自分の思春期の実体験を思い返して、それを登場人物たちにシンクロさせるやり方です。その背景には、今のコたちと当時の自分たちにさほど違いはないという考えがあって。いじめだってあったし、いじめの質が変わったっていう意味もわからない」 田園あふれる地方都市(ロケは栃木県足利市)を舞台にしたのはなぜなのか?ちなみに岩井監督は仙台市の出身である。 「最近の少年犯罪って、都市型だとか、いけしゃあしゃあという評論家もいるけど、実際に犯罪が起こっているのは地方なんですよね。東京では人目が多いし悪さはしづらい。地方だと電波に乗ってやってくる情報で簡単に逸脱できてしまう。地方と電波というのが、いまの日本の典型的な図だと思う」 こういった少年少女を描く上で気になるのが岩井監督の息子さんの存在だ。 「子供は脅威ですね。彼が成長したぶんだけ僕の記憶が消されてしまう。自分が食われていく感覚。いま6歳だから、もう6歳以下の人間は描けない。中学生だからまだ描けました。けどだんだん作家的に脅かされていくんでしょうね。抵抗するつもりですけど」 この映画が放つメッセージは? 「いや、そもそも言葉で要約できる企画だったら映画にはしません。ただ、この映画を作りながら思っていたことは、『中学校なんか行かずに、働けば』かな」 抜粋「HOT−DOG PRESS NO513」 映画の上映は10/6からと書いてありました。おそらく、表現の方法は小説とガラっと変わってくると思います。個人的な意見としては小説を踏襲するようなストーリーではなく、小説では描ききれなかった細部にわたる人間模様を解きほぐすようなストーリーを期待しています。 |
| 大学で心理学を学びたいと思っている人へ 僕が大学受験しようとした時に、大学の情報が詳しく載っている本などを読んだけれども、読んでいて一番悩んだのが、どの学部へ行けば心理学が学べるかという事。心理学は教育学部ではもちろん、文学部でも、あるいは消費者心理を研究するならば経済学部でも扱う場合がある。 経済学部は少しおいておいて、赤本や、大学の入試資料を見てもらうと分かるのだが、心理学を扱っている学部は主に文学部と教育学部である(これは大学などにより名称、内容が異なる事もあるので注意)。では、文学部と教育学部では、同じ心理学を学ぶのに何が違うのだろう?これが僕が高3になってから知ったのだが、カウンセラーや、セラピストになりたかったら、教育学部じゃないとダメらしい。では、文学部では何を勉強するかというと、心理学の中でも、脳に関する実験などがメインになるらしいのだ(文学部はあまり詳しくないのでゴメンなさい。)。ともかく、まったくジャンルが違うっていう事は分かってもらえるだろうか。人と接する、あるいはカウンセリング等の心理学は教育学部のほうがずっとしっかりした勉強ができるのだ。 最近は心理学をやりたい高校生っていうのが増えてきて短大や大学でも入試のハードルが高くなってきてるらしい。個人的には、入学してからも心理を専攻するときに成績順であったり、テストの結果次第とかいう話も友達から聞くことがある。これから秋冬と受験シーズンになるが、受験する人に一言言いたいのが、自分のしたいことを学べるトコロを目指そうという事。僕も心理学をやりたいとは高1の時から思っていたけど、行きたい大学も決まっていなかったし、ずっと文学部でしか心理学は学べないと思っていた。でも実際は教育学部で学ぶべきだと高3の段階で気がつき、路線変更した。もちろん、心理学だけでなく、工学部などにも当てはまると思う。航空力学をやりたいのに、行った大学の工学部では化学しか学べなかったなんてこともありえる。シャレにならなくなっちゃう。本当に、行きたい大学のことはしっかり調べよう。そして実際見に行こう。高校なんて1日ぐらいサボってもいいから、実際に生でその大学を見てここへ行くんだ、ってイメージをもてたら、それは高校で6時間勉強するより収穫があると思う。心理学についても、どの学部に行けば自分のやりたい事ができるかをしっかり調べよう。高校の先輩や、塾の先生に聞いてもいいと思う。使えるものは全部使おう。4年、あるいは2年間通うんだから、1年ぐらい浪人しても、自分のやりたい事をやれるところ行ければいいと思うな。 |
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