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覆面の謎
今岩手県(だっけ?)では、一人の議員の覆面でもめてるらしいね。「覆面のままの活動を認めるか否か」、話し合ったところで不毛な議論だ、と予想していた通り、やっぱり結論はまだ出てないみたい。 なぜ不毛だと思ったかというと、問題は「覆面を認めるかどうか」というほど単純ではないと思ったから。問題は「当選したのは誰か」ってことじゃないかなって気が、個人的にはしてる。
アイデンティティっていう言葉があるけど、それを形成しているものには多分間違いなく、「顔(表情も含めて)」が含まれている。顔を覆ったままの活動に疑問を抱く人はきっとそこにひっかかるのだろう。「表情が見えない」という不満も基本的には同類と言えそうな気がする。(ちなみに「中に誰が入ってるかわからん」というのは、余程のことがない限り問題になるとは思いにくい。口元はよく見えるらしいし、声だってわかるのだから。)そういう意味で、顔を覆った人間が政治活動をすることを認めたくない気持ちはすごくよくわかる。
ただ、今回の件はもう一つ考えなければならないことがある。それは、彼が「あの顔(?)」で、「ザ・グレートサスケ」という名前で選挙に出て当選しているということだ。アイデンティティを形成する極めて大きな要素には、「顔」のほかに「名前」もあると思う。じゃあ、「ザ・グレートサスケ」っていう名前に対応した顔はどれだろう?そう考えると、「覆面が素顔」という屁理屈にしか聞こえないようなことが、実は真実なのかもしれないという気になってくる。
こうやって考えてると、なぜ今になってからもめ出すのか、覆面人間が立候補して人々から票をもらうことはそもそもどうだったのか、ということが不思議でならない。覆面で議員活動が駄目だって言うんなら、覆面で票をもらうことはもっと駄目なんじゃないの?って気がすごくしてしまう。 結局「誰が票を得たのか、誰が議員なのか」ってことに問題は返ってくる。多分みんな、「本体(ちょっと曖昧な表現だけど)=顔=名前」という三位一体のアイデンティティに、ものすごく疎いんだと思う。だから、そこにいるのが「ザ・グレートサスケ」なのか「灰色人佐助(←本名知らないので、これを仮の本名にするね…笑)」なのかがわからない。問題の本質はそこにある気がしてならない。
問題を抱えたまま議員になり、それをめぐって延々議論して結論が出ない。時間の無駄すぎじゃん?議員の給料を時間割したら、いくらのお金を無駄してるんだろう。別に私には関係無いからどうでもいいんだけど。でもこんなことが地元であってたらかなり嫌。
わー。なんか真面目ネタでしかも長い・・・。 |