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いよいよ今年もオープン戦が始まる季節となりました!昨年は年間90勝という独走でパ・リーグを制覇した我らが西武ライオンズでしたが、日本シリーズでは短期決戦の弱さを浮き彫りにしてしまいました。さて、今年の命題はリーグ優勝だけでなく、もちろん日本一奪還です!! さて、そんなライオンズですが、今年も昨年に引き続き、新外国人・FAなどの補強をストーブリーグ中一切行いませんでした。今ある戦力をいかに底上げさせて優勝するかということが今年もキーポイントとなりそうです。 昨年末からトレードなどは盛んに行われました。チームの若返りをするためにベテラン勢を一斉に戦力外通告し、トレード要員として他球団へ放出しました。このトレードが吉と出るか凶と出るか、ここも大きなポイントとなるでしょう。 そして今年はドラフトで即戦力といわれる選手が続々と入団してきました。ルーキーイヤーに活躍できる選手ははたしてどれだけいるか?そして「松坂世代」の新人王の行方は果たして!? それでは今年も私の独断と偏見による戦力分析です。ご覧下さい 【投手】 投手王国と呼ばれるだけのことはある西武。打高投低といわれるパ・リーグのなかで唯一といっていい投手陣の層の厚さは今年も他球団がうらやむほどのもの。 《先発》 先発陣の柱は何といっても松坂と西口。西武のエースの座を争ってしのぎを削っている両者ですが、今年はこの二人の開幕投手争いから目が離せません。最多勝・最優秀防御率の争いにこの二人が絡んでくればリーグ優勝は間違いありません。この二人を中心に台湾のエースである許と張、本格派右腕で今年復活をかける石井貴、ストレートとチェンジアップのコンビネーションで勝負する”遅れてきたルーキー”こと後藤光貴。この6人が現在ローテーションで回ると思われます。しかし、この6人の後ろにはまだ数多の先発候補が名を連ねています。先発左腕として活躍が期待されている三井浩二、帆足、星野や、プロ6年目でついに開花する予感の右腕・鳥谷部健一。そして何よりルーキーの2人、長田秀一郎・小野寺力の即戦力右腕は超強力。ここにベテラン潮崎を加えると…私が考えるだけで13人の先発候補がいます。この投手陣が6つしかないローテーションの枠を確保するために切磋琢磨して競い合うわけです。先発投手陣に今年も隙なし。 《中継ぎ》 西武の最強セットアッパーとして東尾ライオンズに君臨していた選手の何人かが他球団へ放出されました。昨年途中、エバンスとの交換トレードで左腕・橋本が阪神へ、そして準ストッパーとして活躍したデニーが古巣の横浜へトレードして放出されました。これによって西武中継ぎ陣は若返りの時期を迎えたといっていいと思われます。新世代セットアッパーとしてまず右腕・青木勇人と左腕・土肥義弘の名をあげなければなりません。二人ともすでにここ数年で実績あり。青木勇人は昨年後半戦は怪我で戦線を離脱したものの、前半戦の成績はお見事。また土肥も橋本の抜けた西武セットアッパー左腕の役割をしっかり果たした。この二人を中心に、昨年途中に黒田とのトレードで入団してきた内薗、ベテラン左腕・水尾の4人がセットアッパーとして活躍が期待されます。しかしこれだけでは人数不足です。先発候補のうち何人かは中継ぎに回ると思われます。さらに左肩痛から復活をかける竹下、ゲンさんこと芝崎、そろそろ化けるかもしれない左腕のトモキあたりが中継ぎ争いに加われば層はますます厚くなると思われます。 《抑え》 もう昨年の活躍は伝説化したといっていいWストッパー、森・豊田のリレー。西武・勝利の方程式は今年も健在。連投をまったく苦にしない森慎二は昨年71試合に登板し防御率2.07という堂々たる成績。150km/hを超えるストレートとキレのあるフォークボールを武器に今年も三振の山を築く。豊田は球界を代表するストッパーに成長。一昨年、当時のストッパー・森の不調を機に前監督の東尾氏の意向でストッパーへ転向。以後闘志をむき出しにするそのピッチングは相手打者を圧倒。57試合登板して防御率はなんと0.78。セーブ数も38とまさに球界を代表するストッパー。自慢のコントロールにスピードとフォークのキレも増し、今年も最強Wストッパーの活躍間違いなし! 【捕手】 西武今年の最大の弱点といっていい捕手陣。西武黄金時代を築いた伊東勤もすでに41歳。昨年118試合に出場し健在降りをアピールしたものの、今年もそのような活躍ができるか疑問視されている。また、伊東の後継者を育てるという観点からも伊東の試合出場機会の激減は必至。そこで伊東の後継者となる捕手が必要なのであるが、昨年まで第2捕手だった中嶋聡が横浜へ志願の移籍してしまった。こうなるともう若手しか残っていない。今年伊東の英才教育を受けているのは3年目の野田と2年目の細川。二人ともいまいちぱっとしない感じではあるが、致し方ない。身体が丈夫な野田か、強肩強打の細川か?二人のポスト伊東争いは熾烈さを極めている。また、若手だけでは心配ということなのか、ロッテからは椎木が移籍してきた。32歳という年齢とプロ14年という実績が西武でどこまで通用するか。また、ベテランといえば生え抜きの田原晃司に期待したい。プロ11年目の28歳はなかなかファームから脱却できない。一昨年、左腕・星野とともに一軍先発出場し、1アウトもとれないうちに4失点という苦い経験をした。ファームでの長い下積みとシュアなバッティングが1軍で発揮できれば、若手・移籍組に負けずにポスト伊東候補として活躍できるはず。もっとがむしゃらに食いついていって欲しい。昨年のベテラン犬伏・宮地の活躍に続け!! 【内野手】 球界最強1番打者である松井稼頭央が遊撃手、シーズン最多本塁打記録を昨年記録したアレックス・カブレラが一塁手、この二つのポジションはどう考えても固定。松井稼頭央は昨年トリプル3(3割30本30盗塁)を達成し、今年中にはFA権を取得し、来季はメジャー移籍するのではないかといわれている今年日本球界で一番注目されている選手ですが、この松井稼頭央の活躍なくして西武優勝はなし!昨年一番に固定され真価を発揮してくれた。今年もリードオフマンとして活躍が期待されている。カブレラは昨年シーズン最多本塁打記録の55本に並び、今年は自らの記録、そして新記録に挑戦する。不動の4番打者として本塁打数はもちろんのこと高打率も残せる。この両者の活躍は必至! 問題は残りのポジション。まずサードですが、昨年橋本とのトレードでシーズン途中で入団したエバンス選手はオフに解雇されてしまっていていません。代わりに昨年は右手首の怪我で戦線離脱していたマクレーン選手が最有力候補。一昨年はカブレラと組んで「ツイン・バズーカ」という愛称で親しまれていました。今年はその一昨年の39本塁打を目指して完全復活が待たれる。守備に関してはまったく問題ない。あとは打率がどこまで残せるかだ。サード第2候補はセカンドも守れる平尾。一昨年、谷中とのトレードで移籍してきた俊足好打のマルチプレイヤー。相次ぐ怪我に泣かされてきたが、昨年怪我から復帰後は大活躍。チャンスにつよいバッティングとチームのムードメーカーとしての活躍から今年は背番号一桁の「8」を背負う。地元埼玉出身の平尾がマクレーンと真っ向対決だ!あとは古屋がサード候補としていますが…ん〜、ちょっと情勢は厳しいです。俊足とパンチ力のある打撃、あとは確実なバッティングとムラのない守備力さえ身に付けば一軍入りも夢ではない。もうひとり、横浜から移籍してきた石井義人はダークホース。守備に難はあるもののバッティング技術は一級品。西武に不在の3番候補に名を連ねている。守備さえある程度できるようになればレギュラー争いに食い込んでこられるだろう。新人で期待された後藤武敏にも注目。しかしプロの球に慣れるにはまだ訓練が必要。次世代の4番候補としてじっくりそだてたい。 さて、今年大問題のセカンド。昨年は高木浩之が9番打者として不動の地位を築きました。しかし、今年は復活をかける選手がセカンドへコンバートされました。「高木大成」、西武に入団してから捕手→三塁手→一塁手→外野手と転々としてきた元不動の3番打者。俊足好打でパンチ力もある大成も足の怪我から泣かず飛ばず。今年は慣れないセカンドへコンバートされ「徳俵に足がかかった状態」(伊原春樹監督の一言)。復活をし、西武ウィークポイントの3番を埋めることが出来るか?迎えうつは高木浩之。昨年は9番打者としてあまりある活躍。華麗な守備と確実なバッティング、小技は超一級品と、どれをとっても隙がない。昨年は得点圏打率リーグ2位の成績を記録。三振率がめっぽう低く、当てることに関して右に出るものはいないといっていい。小さな身体でセカンドのポジションを死守する。そしてもう一人、外野手からコンバートされてきた佐藤友亮。2年前の開幕戦では石毛以来となるルーキー先発出場し、プロ野球21世紀の初ヒットを放った。俊足を武器にセカンド争いに加わる。 【外野手】 もはやレフト・ライトは不動。まずレフトは昨年5番打者として大ブレイクした和田一浩。今年はパ・リーグの顔となる活躍が期待されている。シュアなバッティングとダイナミックな打撃フォームから繰り出されるパワーはまさに相手球団にとって驚異。カブレラと勝負を避けても5番にはベンちゃんこと和田がいる。そしてライトは最強2番打者・小関竜也。昨年は不動の2番打者として打率.314を記録。バント技術は高木浩之と並んでチーム1,2を争う。エンドランなどに対応する力も十分に兼ね備え、華麗な守備にシュアなバッティング、俊足好打と隙がない。ウェイトトレーニングを取り入れ筋力アップにも努める努力の人。この二人のポジションは確実。しかし西武にはまだまだいい外野手が揃っている。スラッガー候補の高山、チーム1の俊足を誇る柴田、昨年途中からスイッチへ転向した赤田、復活を目指す元ゴールデングラブの大友、天性の打撃センスを発揮する貝塚、埼玉が産んだ最強スラッガー大島、苦労人として昨年ブレイクした宮地。これらの選手が残りのポジションをめざし熾烈な争いを繰り広げている。高山・大島・貝塚は3番候補に名を連ねている。垣内が抜けた外野陣だが層は相変わらず厚い。本格派長距離砲の育成は急務である。 【控え】 上記されなかった選手の中にも重要な選手がたくさんいます。まずは捕手と投手以外のポジションはすべてこなす守備職人・上田浩明。上田なくして西武守備固めなし!!代走候補としては外野手の柴田と佐藤友亮が有力候補。走塁のスペシャリスト清水が引退してしまったのでポスト清水が必要。代走要員として柴田、佐藤友、古屋が熾烈な争いを繰り広げると思われる。 また、今年から来年にかけて名前を売り出すであろう中島裕之の存在を忘れてはいけない。来年松井稼頭央がFA権を行使してメジャー挑戦することが必至であるこの状況下で「ポスト松井」の第1候補が中島裕之。昨年はイースタンリーグフル出場を果たした若干21歳。守備も打撃も平均以上。パワーをつけて一軍ベンチ入りを目指す。来年からはスタメン出場機会増えそう。今年は来年へ向けての準備段階。一歩ずつ成長して欲しい。 【首脳陣】 昨年見事に西武を日本一に導いた伊原春樹監督の手腕は間違いない。昨年と首脳陣はほぼ変わることはなかったが、唯一気がかりなのが金森栄治打撃コーチの解任だ。和田一浩のバッティングを開花させ、カブレラが不振に陥った際に打撃指導を行い復活させた名打撃コーチ。カブレラも絶対の信頼を置いていたが、伊原監督との確執が表面化し球団を去った。今年からダイエーホークスのスコアラーとして活躍する。西武にとって和田・カブレラを育てたと言い切っていいほどの人物を解雇したことに関してチーム内に影響がでないか心配である。 西武今年の課題1.捕手育成 2.先発左腕と中継ぎ左腕不足解消 3.不動の3番打者 4.ベテラン勢の抜けた穴埋め 5.金森コーチの抜けた影響 課題はこんな所でしょうか。何といっても捕手育成は急務。実戦経験を積ませなければ捕手は育たず、かといって試合に出せば若手捕手のミスは必至。捕手育成には必ずチームが痛みを伴うものであるが、そこを西武投手陣がどこまでカバーできるか、すべては伊東兼任コーチの腕にかかっているといって過言ではない。 先発左腕不足は今に始まったことではないので(笑)とにかくここでのキーマンは三井浩二でしょう。先発候補であるものの、中継ぎ左腕が少なければ昨年のように中継ぎに回される可能性は否定できない。土肥・水尾だけで耐えられるか。 3番候補としては現在「大島、高山、大成、貝塚。ワンちゃん(犬伏)宮地、石井義人」という名前が伊原監督の口から出ているが、固定できる選手はいるだろうか。(高木)大成が復活してくれればいいのだが…。西武の3番は昨年犬伏・宮地が主に勤めたが、あくまでそれは4番カブレラへのつなぎ役であった。もっと攻撃的な3番打者がやはり欲しいところ。犬伏宮地ももちろん攻撃的ではあるが迫力にやや欠ける。二人の底上げを待つか、若手が台頭してくるのか、今年は熾烈な3番打者争いが見られるかもしれない。とにかく固定したいところ。 ベテラン勢の放出は昨年オフから。デニー投手、中嶋捕手、鈴木健内野手、垣内哲也外野手など、西武の一時代を築いた選手達が西武を去りました。これらの選手の穴を埋めるためにはやはり若手の成長が待たれます。チームの若返りは非常に大事なことですが、優勝できなければもともこもない。 金森コーチが抜けたことによって若手の育成と、カブレラ・和田のクリーンナップにどう影響してしまうか心配で心配で…。広橋コーチの手腕が試されることに。 とりあえず現在(2月後半現在)での今年の予想される開幕オーダー 先発予想オーダー
まず固定されているのは1,2,4,5,8,9番打者。逆に言えば3,6,7番は固定されていません。問題の3番打者、そして7番がおそらくサードのマクレーンになることと思われます。6番打者は小技も出来てヒットも打てる器用さが要求されます。固定されている方でも8番の捕手は野田、細川、田原、そして伊東が熾烈な争いをするはずです。はっきりいって現状ではわかりません(笑)毎年同じようなことを言ってますが。高木大成はセカンドではなくDH起用がやはり主になってくるでしょうか。3番と6番が入れ替わっても面白いかもしれません。高山・大島・貝塚あたりが大成・宮地と熾烈な争いを繰り広げる予感。開幕投手候補は西口か松坂ですが、まったくの5分と5分。もしかしたら「漁夫の利」で張なんてことにも(笑) だいぶ長くなってしまいました。です・ます調とで・ある調とが混ざってますがお許し下さい(笑)急いで作ったので。 とにかく今年も無事にリーグ優勝して、日本一を奪還できるように応援あるのみ!!! |