尿コルチゾール/クレアチニン比
02.10.26.
はじめに
利点
欠点
- 高感度(検出感度は高い)が特異性に乏しい。
- 比率が正常範囲内であればクッシングはまず考えられないが、高値の場合はクッシング以外の疾患の可能性もある。
- op'-DDD療法の治療モニタリングには使用できない。
原理
- コルチゾールとその代謝産物は尿中に排泄される。この濃度は数時間にわたる血中コルチゾール濃度を反映する。尿中クレアチニン濃度と関連付けることで、尿中濃度のあらゆる誤差を補正できる。
方法
- 朝、家でストレスのかかってない状態で飼い主に尿を取って、すぐ届けてもらう。
- 尿のコルチゾールとクレアチニンを測定。
- 尿コルチゾールの単位をμmol/lに変換する。
- クレアチニンの単位をμmol/lに変換する。
- コルチゾール値をクレアチニン値で割る。
評価
|
| <1.35x10-5 |
正常犬、クッシングは除外可能 |
| 高値 |
クッシングまたは他の病気 |
- 自然発生クッシング:2x10-5-210x10-5
- 他の病気でも15x10-5までの値が知られている。
参考
- 他の報告では正常範囲は<10x10-6。
- 下垂体性クッシングと副腎性クッシングの確実な鑑別はできないが、>100x10-6であれば下垂体性クッシングの場合が多い。