A Beautiful Mind



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祝・アカデミー賞最優秀作品賞受賞!!

時代は冷戦下のアメリカ。第二次世界大戦で洗練された数学的分析が暗号解読に役立ったことから、今なお張りつめた時代が、若き数学者たちに寄せる期待は大きかった。この作品は、そんな緊迫した時代に生きる天才学者の危うさと、意志の強さがすべてを克服していくさまを一種のサスペンスとして、きわめて映画的の手法で見せていく。

「ロード・オブ・ザ・リング」を押し切って、作品賞・監督賞・助演女優賞・脚色賞とポイントとなる賞をきっちりと獲得したこの映画。ラッセル・クロウ主演というだけでも注目を浴びているだけに気になるところですが、あなたの期待にも応えてくれるのでしょうか?

この映画を観た方、ご意見・ご感想をまでぜひぜひお寄せ下さい!辛口意見大歓迎!


Icon 映画を見た日
03/11/2002:九段会館(試写会)
Icon 公開日
03/30/2002〜
Icon 配給
DREAM WORKS PICTURES
Icon 監督
ロン・ハワード
Icon 主な出演者
ラッセル・クロウ(ジョン・ナッシュ)、ジェニファー・コネリー(アリシア)、エド・ハリス(パーチャー)、クリストファー・プラマー(ローゼン医師)ほか
Icon Apri's Ranking
文句無し!ホームページ史上初ですぞ!
Icon Matthew's Ranking
まだ観てません
Icon 映像
PHOTOGRAPHY
俳優が名優揃いなので、アップでハッキリと表情を写しだすことで、観る側に出演者個々の心境を伝えています。また、数学の奇才を描いているので、数字・文字・図をアーティスティックに見せています。光や星を使ったシーンなんかすごく素敵でした。
Icon 脚本
DIALOGUE
実話をもとにした作品はつまらなくなりがちですが、その点ではこの映画は上手に脚色されています。特に非の打ち所がないということが、脚色賞受賞ということからもお分かりになるはず。
Icon 音響
SOUND
特にテーマ音楽とかは無いのですが、ミステリアスな音楽を流すことで見る側を何だか不安にさせる要素があるようです。
Icon 映画の進み方
PACE
テンポに関しては、本当に大絶賛したいです。話の内容も勿論そうですが、それを展開させる程良いテンポはこの映画の命ともいえます。そのテンポの良さゆえ、知らず知らずの内に、この映画に飲み込まれているといった感じです。決して飽きない、疲れない!
Icon テーマ
THEME
テーマを見つけたり、理解するのは結構難しいと思います。私も今のところ、この映画の大きなテーマは何なんだろうと思索中。
Icon ずばり!
そりゃアカデミー賞余裕でとるさ!私の良質映画ランキングTOP3にも入賞!


Apri's COMMENT
強烈でした。

この映画の質の良さは衝撃的だし、実話というのも驚きですね。
私は試写会でアカデミー賞受賞式よりも前に観たのですが、絶対にたくさんの賞を取るって疑わなかったです。案の定、期待に応えてくれました。書きたいことはいろいろあるけれど、何だかこんな素晴らしい作品にくどいコメントをするのはおこがましいので、今回ばかりはシンプルにいきたいと思います。

まず内容ですが、非常にアメリカ的です。CIAなどの政府組織にどんな微々たる個人情報でも握られてしまいそうな不安が、アメリカ国民にはあったりするようです。この映画は戦時中の話なので尚更ですが、アメリカ政府の恐ろしさが結構浮き彫りにされてるかも。

ラッセル・クロウを筆頭に、この作品で助演女優賞を受賞したジェニファー・コネリーなどの名優陣、名スタッフ陣であることは、見れば改めて納得するはず。細かいところにまで、気が配られているのです。
これは私のなかでは良い映画の指標の一つでもあるのですが、出演者の表情や、セリフに二通り以上の意味が考えられるシーンがたくさん組み込まれています。最近の映画には残念ながらあまり見られなかった傾向ですが、この映画にはちゃんとある。

そのセリフや表情から複数の意味が推測されることによって、見る側に興味や疑問を生み出させ、それについて考えたりする、つまり心の中にこの映画が浸透していくのです。もちろん、見る側の想像もどんどん膨らんでゆき、それを意外な展開や程良いテンポで、観客の感情を上手く操っています。本当に良くできた映画です。すべてが素晴らしい!例えば、これが他の下手な俳優だったり、監督または脚本家だったり・・・、どれか一つでも欠けたらこの映画のバランスは崩れてしまうのでしょう。つまり、この映画は正に作るべき人に作られたって事です。感動するけれど、決して与えられた感動が他人事的な陳腐な感動ではなかったのは、これで説明がつきます。

観る前の方々には出来るだけ余計な情報はインプットしたくないのですが、私個人としては、皆さんにこの映画の良さ分かって欲しいかたわらで、こういった病気があること、そしてそれに悩まされている人がそれ程珍しくない、ということを知って欲しいです。他人事と思っている人が多いと思いますが、結構身近な病気です。

あそこまで重くはないけど、私の周りには数人いて非常に苦しい思いをしてます。生い立ちとかいろいろな要素もありますが、この主人公もそうだけど、この病気に罹るのは、ちょっとしたきっかけなんです。誰にでも起こり得る可能性はあることを分かって下さい。病気の症状に対して結構映画館の中で笑いが起こる場面があったのですが、決して映画の中の事だと簡単に解釈しないで欲しい。現に実話ですから。これを機に精神病という言葉や患者に対する偏見を捨て、彼らがどれだけ辛い思いをしていることかちょっと考えてみて下さい。

シンプルにとかいって、違う意味で熱弁してしまいました・・・。すみません。では、結論いきましょう!

結論:
期待して観に行っても大丈夫。その期待以上のものを必ず見せてくれる。賞を受賞したことで、TVでの露出度も高いとは思うけど、そういうのには敢えて目を伏せ、絶対に何の勉強もせずに観に行って欲しいです。そして、何の邪魔も許さずまっさらな気持ちで物語の展開に息を飲んできて下さい。

 







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