播ゼミナール卒論テーマ

戦後の国際関係の歩み

米ソ間の対立は占領下のドイツの取り扱いとポーランド政府の対立を巡って早くも1945年から始まっていた。そして1947年から50年にかけて相手方の脅威に対するワシントンとモスクワの反応は米ソ両超大国に率いられ2つの世界の分割を確固たる物にした。こうして冷戦は普遍化され、制度化され軍事化されたのである。しかし、冷戦は20世紀の2つの世界大戦によって促進された他の歴史的趨勢、つまりアジアのナショナリズム、特に37年間にわたる中国革命達成に見られるアジアの独立と解放や西欧諸国の復興をもたらした。それはまた、後に中ソ対立と米中接近という例外を除けば1940年代末に形成された国境、国際的諸機関、諸関係が1980年末までほとんど同じだったという意味でも戦後の国際政治の輪郭を形作ったのである。

私はこの事実を以下の10個の角度から卒論を製作していきたいと思います。

 1冷戦と戦後関係

 2緊張緩和と新しい冷戦

 3 冷戦の終焉と世界の混迷

 4米ソ関係の変遷

 5行き違いの日中関係

 6中ソ関係の歴史と現実

 7ヨーロッパの国際体系とアジアの秩序

 8ソ連の脱冷戦と脱社会主義

 9ソ連崩壊と民族問題

 10中国の危機と民族問題