クリトリスマス・イブ 〜導入編〜
カップルで溢れた街は幸せな雰囲気に染まり
まるで今日の世界に戦争など存在しないかのような
平和で幸福に満ちた空間が出来上がっている
カップルは勝ち組で独り者は負け組み
そんな法則が企業の商業的戦略により作り上げられ
世の中は消費へとせき立てられる
数々の名曲が生み出されてきたこのクリスマスという季節
名曲はクリスマスソングであると言うだけで
他の季節から疎外され忘れ去られてしまう
なんと悲しいことだろう
嗚呼独り身のクリスマス
何故独り身がこうも見下される季節なのだろうか
思い切ってこのまま車をぶつけてしまおうか
そう思わせるのは隣のマークツーに乗った
冴えない男と○○な女のカップル
何なんだよ?
クリスマスに独りで運転してるのがそんなにおかしいのか?
こっちみて何くすくす笑ってんだよ
クリスマスに事故りたいのか?
堀田の手前の工事のせいで車線が減少してる
どう考えてもこのゴミマークツーは
こっちの車線に入らなければならない
ふざけんな
誰がお前なんか入れるかよ
そう思いながらも道を譲り入れてやった
そしてマークツーが僕の前に来て
ハザードを焚いた
世間一般には
はクリスマス敗者かもしれない
しかし人間的に僕は勝った
そう優越感に浸りつつ車を走らせた
向かう先は中川区の”川向こう”
の家へ快調に走っていった
12:40に到着
前回1時間半かけて到着を断念したこのお宅に
今日は無事到着した
久しぶりに会う
はパーマだった
の来訪を歓迎し家の大掃除をしてくれているらしい
妹さんとお父様がご在宅らしいが
あいにく
は不在だった
溺愛犬
に歓迎されながら
無理やりあっちゅんの部屋に上がりこんだ
おしゃれな
きっと部屋のインテリアも物凄くおしゃれに違いない
そう思っていた
しかし
の部屋は以外にもがらーんとしており
家具は殆ど無かった

家にはエンターテイメントが
存在しなかったため
の昼食と煙草を求め外へ出た
そして我々が向かった場所は
中川区の中心であり万能の神
神野さんから噂を聞き以前から行ってみたかった
何から何まで何でも揃ってしまう聖地
AZ PARKへ行った
が手袋を探していますと
がどんどんファッショナブルでナウいのを
紹介してくれました
色々試着しておりますと
子供サイズの手袋でいいものがありました
早速ハメてみると案の定破れました
これはマズイのかな?と思ったので
懇ろに
「どうもすいませんでした。申し訳ありません。」
と近くの買い物客のおばさんに
心の中で謝辞を述べました
結局求めるものは見つからず
ドーナツ化現象を具象化したような
小麦粉で作られた食物を買いに
ドーナッツさんへ行った
車の中で食事を済ませ
の思い出の場所カーマへ行った
次に港区の中心であり
常に桜台製の話題の中心であり続ける場所
ベイシティへ行った
ベイシティで働くという伝説のカリスマ定員:辻ママ
を探そうと冒険を始めた
あっちゅんが過去に遭遇した場所へ行ったり
レジにいたスティーブン・タイラーに聞いたりしながら
2階と3階をなんども往復した
同じ建物で働く親子と言うのも結構レアな気がするが
残念ながら発見には至らなかった・・・
さっきから暇してるカリスマ店員の息子
から
電話がかかってきていたので
名駅に向かった
ベイシティへの道