![]()

1、 TOEFLについて
まず、何はともあれ、TOEFL(Test of English as a Foreign Language)を受けなければなりません。どこへ留学するにせよ、現地の大学は、学生の英語力を示すものとしてTOEFLのスコアを要求するはずです。実はこのTOEFLは、2000年から大々的に改訂され、今ではそのほとんどがCBT(コンピュータベーシックテスト)です。これは、受験者一人一人がそれぞれコンピュータブースに入り、問題もコンピュータの画面に現れ、回答もマウスやキーボードを使って画面上で行う、というものです。したがって、コンピュータを使用するのに慣れていない人は、英語力を測る以前に点数を大幅に落としてしまうことにつながりかねません。
TOEFLのテスト自体は、約2時間から2時間半ほど(人によって異なります)で、最初はリスニング、そしてグラマーや語彙を問う問題、リーディング、最後にライティングとなります。途中1度休憩が入り、このときには受験者は必ず、コンピュータブースから一時外に出なければいけません。ライティング以外はすべてマウスで回答するもので、ライティングでは筆記タイプを選ぶこともできますが、試験結果が大幅に遅れることと時間のロスとを考えると、キーボード回答を選んだほうが有利だと思います。問題はほとんど、学校内における教師と学生の会話や、学生同士の会話、授業風景の様子や授業内容に関することに限られます。ただし、かなりアカデミックな専門的な語彙も出てくるので、注意が必要です。個人的には、TOEICよりも難しい感じがします。
TOEFLの勉強の仕方についてですが、公式問題集というものがでているので、それが一番お勧めだと思います。また、日本ででている問題集の中でも、CD-ROMを使って実際にコンピュータを使って回答していくものが多く出ています。そういったものの方が実際の試験により近いので、できればそういった問題集を購入することをお勧めします。
CBTのスコアは最低が0点、最高が300点で、多くの大学は190〜230点ほどのスコアを要求しています。(大学院ならもう少し上になります。)
TOEFLについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。→ TOEFL公式サイト
2、英語以外に勉強するべきこと
はっきり言って、日本の大学とオーストラリアの大学とでは(たぶん、アメリカでもイギリスでもあてはまると思いますが)、勉強の仕方が全く違います。脅すわけではないですが、留学したら、日本でしていたように勉強の片手間に部活やサークル、アルバイトもできる、なんて考えないでください。オーストラリアの大学のシステムでは、日本の大学よりも休暇が長いように感じますが、その分、学期中は本当に、勉強を生活の中心におかないと、授業についていけません。地元の学生も、学期中にアルバイトをしている人は、ほとんどいませんでした。(中にはそうしている人もいましたが。)とにかく、課題量が半端じゃなく多く、私は一日50p以上の学術書を毎日読む、といった生活を続けていました。(試験前や課題提出前は1日に150p以上読んだこともあります。)それ故に、向こうでよく言われたのは、英語を読んでいる途中に、辞書をひかない、ということです。日本人の英語勉強法として、わからない単語がでてきたら一時中断してすぐに辞書を引いてみる、わからないことは全て明らかにしてから前に進む、といった方法が一般的ですが、これをやっていると、いつまでたっても課題の書物を読み終われません。大学で扱うような学術書には、日本語でも知らないようなアカデミックな単語が、それこそ無数に登場するのです。それに、書物を読むということには、スピードも必要なのです。スキミングというのですが、ネイティブの人も、本に書かれていることを一字一句全て読んでいる人はほとんどいないと思います。要は、如何に短時間に、本に書かれている重要事項を発見し、自分の中にまとめるか、といった能力が必要になってくるのです。この力は、多くの英文(それも、自分の専門分野の学術書)を読むことによってしか身につきません。これを日本にいる間にマスターできたら、留学後、とてつもない成長を遂げることができるのではないかと思います。(私は何度、これに関して後悔したことか・・)
もうひとつ、必要な能力として、英語論文を書く能力があります。一般的に日本人は、幼いころから徹底してグラマーを叩き込まれるので、文法の間違い、単語力に関しては問題ないのですが、何を書くか、意見の主張の仕方が問題となってきます。
まず、英語論文の書き方にはきちんと決まった形式があって、Introduction, Body,
Conclusionという流れに沿って書かなければいけません。それぞれ、20%、60%、20%ほどの分量です。最初のIntroductionでは、Background
sentenceと言われる自分が扱うトピックに関しての一般的理解、Topic sentenceと呼ばれる自分の主張を必ず書かなければなりません。このTopic
sentenceというのは、単なる問題提起ではなく、自分はこう思う!というはっきりとした自分の意見です。例えば、在日米軍基地について扱うとして、「米軍基地は日本に必要なのか?」ではなく、「米軍基地は日本には全く必要ない!」でなければならないのです。
日本語での論文の書き方は、序章に自分の意見を書くという習慣があまりなく、また日本人は、概して独自の意見を主張するということが苦手なため、こういった場面で向こうの教授が要求するレポートが書けず、点を落としてしまう日本人留学生が多いようです。(というか、私も立派にその中の一人でした。)
日本にいる間に、自分の持論を持つこと、そしてそれに至った証拠を見つけておくことをお勧めします。また、日ごろから考える習慣をつけ、これが自分の意見だとして胸を張って主張できるような自信を持っておくと良いと思います。
このHPに実際私が留学中に提出したレポート課題を載せておきましたので、興味のある方は参考までにそちらをご覧ください。My
(Mai) Personal Pageの最下部をクリックしてください。
→ My (Mai) Personal Pageへ