

私は、留学期間中の最初の3ヶ月ほどをホームステイで、後半を現地で知り合ったタイ人2人とアパートのルームシェアをして暮らしていました。結果的に言えば、私は現地での出会いにとても恵まれていたと思います。ホストファミリーもルームメイトもとても良い人たちばかりでした。
| 1、ホームステイ 最初の3ケ月は、Borgさんの家でホームステイをしていました。現地での生活に早く慣れて溶け込みたい、現地の文化に直接触れてみたい、というのであれば、ホームステイがもっとも適していると言えるでしょう。Borg家は、イタリアの近くのマルタ島からの移民で、家族構成はパパ、ママ、3人の息子と2人の娘、それから私以外にもう一人のホームステイの学生という、大家族での生活を体験しました。25歳の長男はイギリスの銀行に勤めていたため私は1度も会えませんでしたが、23歳次男、20歳長女、12歳次女、11歳三男とコロンビアからの留学生という構成で、毎日家で誰かと話したり勉強したりゲームしたりと、とても楽しい生活が送れました。(一人っ子の私は、そのあまりの賑やかさについていけない場面もあったのですが・・。) |
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ホストマザーのMrs. Borgはとても優しくて、私はよくマルタ島の料理を教えてもらったり(魚を使ったスープが多いのです。しかも、とてもあっさりしていてヘルシー)、一緒に買い物に行ったり(でもたいてい8人分、1週間分の食料を1度に買い込むからとっても大変!)、夜寝る前に映画を見ながらお茶をしたりしました。家はとても大きく、ビリヤード室からプール、バーベキュー用の庭まであり、日本での家族の休日の楽しみ方とは一味違ったエンジョイ方法を目の当たりにしました。しかし、家が大きいということ故の問題点も多くあり、例えばオーストラリアではシロアリがひどく、大きな家ほどその被害が大きく、毎年多額の費用をその対策に投じなければなりませんでした。業者を雇って家中に薬を撒くのです。当然1日がかりの大仕事となり、しかも、膨大な費用がかかるのでした。
私はMrs. Borgととても仲が良く、毎晩のお茶会(私たちはその行為をtea partyと呼んでいたのです。)に多くのことを語り合いました。主婦独特の家や家族に関する話題から、オーストラリアの現状、社会問題(特に移民問題)、それから、オーストラリア英語や英語のあり方そのものについて。彼女の話はとても内容に富んでいて、主婦の立場としての発言には、今後の自分の生活において、参考になるものばかりでした。
また、12歳と11歳の次女と三男は、よく私の部屋に来て、一緒に勉強をしたりしました。この勉強は私にとってとても為になり、彼らは非常に耳がよく、会話をしている途中にも少しでも私の発音がおかしいとすぐに指摘してくれ、また、簡単な文章などは読んで単語や文法の間違いを指摘してくれました。(余談ですが、フランクなオージーイングリッシュを教えてくれたりもして、テレビで話す英語が、よく聞き取れるようになりました。あまり褒められたことではないのかもしれませんが・・・^^;)
結果的には、私は個人的に、最初にホームステイをしたことで、とても効率よくシドニーでの生活に慣れることができたと思っています。やはり、環境が違うと日々の生活でも日本とは様式の異なったことが多くでてくるのですが、私はそれらに触れてカルチャーショックを受けた、という経験はあまりなく、それはひとえに、Mrs. Borgについて色々なことを体験し、時には教えてもらうことによって、大きなショックを受ける前にその生活様式に溶け込むことができたんだと思います。Borg家は、私の第二の家であり、ここでの出会いに、私は今でもとても感謝しています。
2、ルームシェア
![]() 海の近くで暮らしていました。右がアパートです。 |
留学生活後半は、現地で知り合った従兄弟同士の2人のタイ人とアパートの1室をシャアして暮らしていました。先ほどのBorg家にずっと住みたくもあったのですが、やはりホームステイは値段が高く、現地でアルバイトをしていなかった私には、きついものがありました。実際、自分たちで住むようになって、日々の生活に必要な費用は約半分で済むようになりました。参考までに書いておくと、先ほどのホームステイでは、1週間に210ドル(もちろん食費、光熱費など全て込みですが)払っていて、友人と住むようになってからは、家賃や食費として各自から2週間ごとに200ドル徴集し、足りなくなったときに適宜補い合うという形で生活していました。でも、たいていこの予算内で生活でき、(私たち3人は、質素倹約を旨とし、とてもつつましく暮らしていたのです。T.T)時には余るほどで、光熱費、電話代もここからだすほどでした。 |
ホームステイとルームシェアで1番変わったことと言えば、ほぼ毎日夕食を作らなくてはならなくなったことです。私のルームメイト2人は、私と同じ大学の院に通っており、午後にしか授業のない彼女たちは、遅いときは夜の8時や9時まで講義があり、必然的に夕方までしか授業のない私が夕食を作ることが多くなっていました。でも、根本的に私たちは平和的に家事分担をしていて、休日は彼女たちが決まってタイ料理を作ってくれ(タイ料理の調理法も、ここで覚えました。)、私は実に快適な共同生活を送っていました。
留学してルームシェアをして暮らそうとしている人に私が言えることは、必ず、信頼のおける、自分時のあったルームメイトを見つけてくださいということです。シドニーでは、(たぶん、オーストラリア内の他の地域やアメリカでもそうだと思いますが)アパートで暮らす学生のほとんどが、友人などと一緒に暮らしています。(中には友人同士で家を買ったり借りたりしている人もいます。現に、私のクラスメイトはそうでした。)ですから、大学のコミュニティ広場や図書館などの公共的場所に行けば、ルームメイト募集のチラシを見つけるのに苦労はしないと思います。最初から気のあった友人と住むことを決めていて、場所のみを探していると言うのであれば、最初から不動産屋で自分の希望にあった物件を探せば良いのですが、もしルームメイトと物件両方を探しているというのであれば、焦って安易に決めてしまうことだけは絶対に避けてください。部屋の種類や価格も本当に様々で、特に価格に関しては大学の近く、シティの近く、といった条件によってもだいぶ変わってきます。また、シドニーは治安は良いとはいっても、不幸にしてルームメイトに何かを盗まれた、といったような話は、結構耳にしました。
また、価格についてですが、一般的に、場所(大学の近くかシティの近くか)や部屋の大きさによって変わってくるようです。(中にはアパートの屋上にプールがついていたり、ジムがあったりするものもあります。)私のケースは、大学からとても遠い場所で、2人の友人と寝室も共にしていたので、例外的に安い価格だと思ってください。もちろん、シドニーには日本人用のコミュニティ施設もあり、そういった場所では日本人のルームメイトを見つけることもできます。でも、せっかく海外で生活をするのですから、身をもって、異文化を体験する機会を得ることをオススメします。(^^;
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