11月8日(金)日記再開

日記再開である。6月に日記公開をやめても一応7月上旬までは日記をつけていた。その後3ヶ月の夏休みは日記を全く書かないでいたが、今日、ここにひっそりと再開しようと思う。まぁ、カウンターも暫く止まっていたから誰にも気付かれないまま卒業、ってのもありかな。

今日はMergers, Management Buyouts and Other Corporate Reorganizations という長たらしい授業の来週Due AssignmentのGroup Meeting。 Seminar Roomに行くとSuvimol(タイ) が先に来ていた。彼女によるとAndy(英、一応M&A Lawyerをやっていたらしい・・・)が殆ど完成させてしまっているような話を昨日していたとのこと。Deepak(印)が遅れてきて、暫くするとAndy登場。・・・が、Andyも全く何もしてない・・・。今回のケースの参考文献は非常に重くはっきり言ってやる気がおきん。何が重いって「計算式が多すぎ。しかも複雑過ぎるんだよ!!!」。欧米人は得てして数学が苦手でAndyも例外では無く、結局彼がQualitativeな問題を全て引き受けることになり、残りの超Quantitativeな部分を我々残り3名が担当することになった。「でもDeepakは絶対何もやってこないだろうなぁ」と思う今日この頃。と思いつつも「Suvimol、頼んだぞ!」とヒヨッっている自分が居たりするわけで。

夜はRoy(イスラエル)に映画に行こうと誘われていたので彼のFlatへ。その後レバノン料理屋で軽く飯を食ってHarry Potterを観にMarble ArchのOdeonへ。「当方のコンピューターはあなたの予約情報は全くありません」とのことでチケットを回収できず。予約確認E-Mailも小生に転送されてきているし、間違い無くRoyは予約していた。「くそ、料金だけとられて、次は「当方のコンピューターはあなたはHarry Potterを百回見たことになっています」とかのたまうんだろう。ふざけた話だ!」とご立腹。全く同感でイギリスのサービスの質は本当にヒドイ。しかたが無いので彼のFlatに戻って Lord of the RingsのDVDを鑑賞することに。深夜1時に我がFlatに戻ると天井の雨漏りが更に酷くなっている。1周間以上前にClaimしたのだが上のFlatの大家がVacationで2週間以上経たないとどうにもできないとのことだった。早く帰ってきて直しやがれ!

11月9日(土) どうにもならない1日

今日は朝起きると首が痛い。相当酷く寝違えてしまったようだ。鉛の様に重く心にのしかかっているMBOのAssignmentがあるため、寝起き自体も相当に気持ちが悪い。でもって冷蔵庫を空けると殆ど何も入ってない。洗濯が終わったら気分転換にでも前住んでいたMaida ValeのTescoまで買い出しに行くことにした。帰ってきて料理をして軽く勉強机につくけれども集中できない。というか、方針が全くつかない状態。「嵌ったな」(でもこんな時に限って深く考えすぎているだけだったりする。Group MeetingでBreak throughが見つかったりするわけだ。これがGroup Dynamismってやつだ)。こんな時はあがいていてもしょうがないのでBakerstreetのレンタルビデオ屋までとことこと出かけていって会員になってみた(唐突感は否めないが・・・)。The RockのThe Scorpion KingとALIGのIndahouseを借りる。帰りがけにStephan(仏)を掴まえて1時間半ほど囲碁をやる。着実に自分が上達しているのを感じる。でもこの年で始めたから進歩にも限度があるんだろうなぁ、などと冷静に考えてしまう自分もいる(今日は本当にブルーModeだ)。帰宅してまた料理作って借りてきたDVDを観るが、どちらもイマイチ。そしてAssignmentはそこにあるまま。Groupの他の奴等はどうかな、と思いE-Mailで打診するが未だ反応は無し。イマイチな一日を過ごしてしまいました。非生産的な一日、とはこんな日を言うのだろう。

LBSの1年生のYossyさんのHomepageをみると「貢献出来なくて悔し涙を流した」との日記を読んだ。涙についてはさておき、その気持ち自体には非常に共感すると共に、そういった気持ちを失いつつある自分を戒めたりして、どうにもならない一日が過ぎていった。1年生は相当厳しいスケジュールで今学期をこなしている。これは来期より就職活動をせねばならぬことを考慮した学校側の思いやりの結果である。来期の企業面接時には理論武装したLBSersが多く企業面接者をImpressすることであると想像に難くない。また、Yossyさんが今の気持ちを持ちつづけている限り、卒業までには相当成長されていることであろう。「頑張れ日本人。そして、頑張れ俺(???)!」とエールを送りたい気持ちで一杯である。

11月10日(日) 稲本?

今日は昼からPremier Leagueをサッカー狂のKunwook(韓)と見に行くことになっている。小生は折角稲本がロンドンのチームFullhamでPlayしているんだから見ない手はないだろう、ということで大枚40Pounds(約7.5千円)を叩いてチケットをInternetで購入していた。Kunwookにも電話で確認して一緒にいくことになったわけだ。でConfirmation E-Mailを転送。気分もルンルンだった。でKunwookと後日話をしたときに(K)「でもさぁ、なんでWestHAMなの?」。(俺)「何言ってんだよ。Westhamなんてウンコチームに興味は無いよ。FullHAMだよ。稲本がいるじゃん。」「え・・・、もしかして」。

というわけで試合は勿論。・・・といいたいところだがWestham。ウンコを見てきました。ロンドンにホームを構えるチームは3つあり、前述のFullhamとArsenalということになる。今日の試合はWestham VS Leeds United。前半は1-4でボロボロ。小生側がWestham陣地だったのでゴールシーンをばっちり4発見れました。後半は一転Westhamペース。殆ど攻めつづけ、結局3-4まで盛り返して負けました。イエローも6,7枚は出ていたでしょう。野球みたいに点数をいっぱい荒れた良いゲームでした(?)。ウンコをみたと思ったらカレーだったという、ある種の逆転の発見がそこにはあった(すみません。酒飲みながら書いてます)。思い返せばサッカーをStudiumで見るのは約2年前のToyota CUP。あの時はTさんとラバンバと3人で見に行き、これまたよく点数の入った面白いゲームだったなぁ。

帰宅後午後9時のMBOに向けてもう一考。・・・ともおもったけどInternet囲碁に落ち着いた。USAの外国人と対決。彼も初心者やと。日本男児の意地にかけても負けられへん。「どれ。よし。なかなかやるやないか。そうくるか。え、。そうくるの。まって。そんなぁ。あぁぁぁぁぁ」。惨敗しました。まだまだ修行が足りませぬ。その後のMeetingはMBOは我々3人とも良い知恵がなかったという話になったが、Deepakがインド人Networkを活かして何とか解になりそうなIdeaを見つけてきた。しかしこれが正しい解の方向だとすると今回のAssignmentは相当難易度が高い。ファミコンに例えるとクリアできるのは高橋名人位だろう(古い?別に「八百長が必要」という意味では無いので深読みは無用)。

11月11日(月)米国とタイとラテン気質

今日は漫然と授業までの時間を過ごし、授業へ向う。休憩時間にはExecutive MBAの日本人学生Mさんと色々と話しをする。うーん、社長業の傍らで学生っていうのは相当たいへんそうだなぁ。やっぱり向上心のある人は違うなぁ、と思ったりする。休憩時間の終わりにFilipe(ポルトガル)とValerio(伊)から夕飯にタリ料理屋に誘われる。勿論喜んで参加と相成った。話題はもっぱら米国について。FilipeがCornell大学からの交換留学生であることと、Valerioが米国に計1年程度住んだことがあることから米国に話題が集中した。ラテン気質の彼等だけに相当辛らつなコメントが続出(ほとんど放送禁止で書けません)。やっぱり米国は嫌われている。Cornellでは米国人・欧州人・ラテン人・アジア人と段々と4つの集団にかたまり、ジョジョに米国人を除いた3集団が融和していくそうな。国は違えどどこの学校も同じようなパターンとなるんだぁ、と感心してしまった。国際政治に目を向けると必ずしもこのパターンを踏襲しておらず、日本が世界の孤児になりがちなのは残念でならない。やっぱりある程度の英語力はリーダーたるもの必要だと実感。3人で白熱して話している我々の斜め後ろのテーブルではLBSの同級生が。英語圏の学生で固まっている。Sethの姿が見えたので「超」納得。奴等は本当に異文化と交流する姿勢が全くありゃせん。少し残念だったのが、1年目には(意識的にであろう)多国籍の人間と交流していた英国人の姿を認めたこと。彼は最近Seth君を始めとした英語圏の人間と一緒にいる姿しか今期になってみかけていない。勝手な思いだが、LBSというInternationalな環境で敢えて同じような人間達と交流している彼を見るにつけ非常に残念でならない。

勉強英語は全く駄目だが(LBSにはAssignmentのGroupはあるがStudy Groupが存在しないのが一番の原因。またAssignmentについても効率が良いため打ち合わせ時間は1時間かからない)、飲みの英語は一年前と比べると随分上達したなぁ、と自分を誉めてみたりする。何とか勉強での英語を伸ばしたいと思うがGroupでのMeetingもそれほどないので、何ともならない。Tuckで何時間もMeetingをしているHさんやTさんを羨ましく思ったりする今日この頃。

11月16日(土)Harry Potter2

今日は起きたら昼過ぎだった。何か最近寝すぎている気がする(日々着実に睡眠時間が伸びてきている)。社会復帰が危ぶまれるところだ。今日は交換留学生のSさんと3時からAssignmentのMeetingを入れているのでそのまま学校に。AssignmentのMeetingの後半はかなり脱線した話しになって、将来の話しや、色んな業界の話しで気がつけば6時半。MBAの醍醐味の一つとして自分の視野が広げられる「雑談」を志の高い人達とできる、ということがあると思う。

Sさんと別れた後は先週チケット予約のミスで観る事が出来なかったHarry Potter2のRevengeをRoyとするということで7時に集合。イタリアンの夕食とすかして8時半よりHarry Potter2を観た。感想は・・・。Royは「ぜってぃ3は観ねぇ」っと言っていていたが、全くもって同感。「冗長で長くクライマックスが無い」という致命的な作品であった。期待していただけに残念。でも3が出たらみちゃうと思う。あー、007の上映が待ち遠しい。

11月17日(日)卒業後

来週水曜〆切のLeveraged BuyoutのAssignmentのMeetingが6時からあるため、昼過ぎに学校に行って準備。それほど難しくはないとは思うが、FinanceのケースはAssumptionが曖昧だったりするので、自分でAssumptionをたてるのに結構時間がかかったりする。学校のPCラボにてExcelで作業していたのだが、日本人同級生のNさんが。今日もまた将来の話しや多業種、御互いの派遣元の話しで盛りあがった。2年生の1学期もそろそろ終わろうかとする11月中旬。私費・社費と関らず次のStepについては悩ましい時期である。さぁ、7ヶ月後にどこの部署に配属されるのだろう。最近は東京に戻ったら営業の一線で揉まれてみたい、という気が強くなってきている。

11月19日(火)ルーツ・Identity

Evening ClassのComputer Based Financial ModellingにてVBAと格闘したあと、Valerio(伊)、Fillipe(ポルトガル)、Ken(米国/日本二重国籍)を韓国料理屋に連れていく。そのあとは12時過ぎまでBarで飲んで、最後はFillipeとKenのFlatで2時まで飲むことに。かなりぶっ飛んだ奴らなので面白い話が出来た(日記には書けないけど)。Kenの両親はどうやら大物らしくJumbo尾崎に前住んでいた家を売ったそうな。KenはW大に一年間留学していたこともあり日本語は日常会話程度は喋れる(発音はかなり怪しいが。。。結構ガキのころから日本に来ていたケインコスギでも発音は変だから、やっぱり発音をNative日本人並にするのは米国人には難しいようである。逆から簡単に類推できる話ではあるが)。日本人のOriginを持っているのに日本語も喋れず日本文化も理解しようとしない。かといって米国人には完全に溶け込めない。といった私からすると不可思議な日系米国人が多い中、このKenのような自分のルーツを大切にする人間は好きである。最近は日本国内の純粋な日本人でも自分のIdentityが良く分っていない人間が増えているのは事実であり、外国にくるとこのようなIdentity Crisisの深刻化を嫌が上にも認識したりする今日この頃。自分のIdentityとは歴史・文化を勉強することから始まる。言語はその基礎になる部分である。若者の間での言語崩壊が論じられて久しいが、これは歴史を勉強しなくなってきていること、即ちIdentity Crisisが深化していることの証左に他ならない。などと真面目なことを考えつつ就寝。

11月26日(火)中途採用制度

1年生のHさんの友人3名が日本より遊びに来ていることで夕飯をご一緒することに。そのうちの一方は私の派遣先企業に中途採用が決まったとの事。因みに今年は5名の中途採用入社があるとの話を聞いた。やはり外部の血を入れないと内部の血が濁るのは事実。中途採用社員は本人が大学を卒業した年度に入社したProper社員と同じ待遇を受けるそうである。我が会社ながら、なかなか天晴れな制度である(中途なんだからもっと厚遇しろという意見や時価評価に移行しているのに大学卒業年度にするのがそもそも年功序列の発想から抜けきれていない証左だとの意見も有り得るが、日本社会で中途社員をProperと同等に扱うのは悪い話では無いと思う)。中途採用社員はProper社員に対してある種の緊張感(競争意識)をもたらす存在となってくれると思われる。どうやら同業他者よりの入社もあるようで、この種の人材の流動化は大企業病に罹患してしまっている企業の活性化・再生の「初めの1歩」的意味合いを持つであろう。とはいえ依然として年功序列型賃金制度に本格的に手をつけることは難しく(実際に年功序列型賃金制度から時価評価型賃金制度に変わったが、時価評価という名目でも何故か制度自体がある程度年齢に依拠している部分も残っているのと、制度は変われど運用者が変わらないので結果的に年功序列型が維持されてしまっているのがどこの会社でも現状であろう)業界Topの一角を占める当社の社員の中には、会社の金銭的及び年功序列的待遇に甘えて若くして会社にぶら下がり始めている人間がいるのもまた事実である。人事制度とは非常に難しいテーマである、という当たり前のことを中途採用という言葉を聞いてまた再認識などする。