これでほんとに大丈夫
回答、回答続出!?
大学管理本部による「新しい大学」の説明会

最終更新日:2003年12月4日

 大学管理本部が新大学説明会を行うことは、11月14日に初めて公表され、11月17日、23日、24日に、3つの会場で計4回行われました。
 当初、大学管理本部は都立大キャンパス内でも行う説明会を行う予定で、一般の教室としてはもっとも大きな120番教室を予約していたが、急遽予約をキャンセルして、都立大学の外に会場を設定したとのことです。第五回の新大学説明会は1月18日(日)に都庁で行われる予定ですが、当日は、大学入試センター試験2日目になります。

●会場

 大学管理本部による「新しい大学の説明会」以下の会場で開かれました.


このページの先頭に戻る

●参加者数

 立川会場約40人、新宿都庁第2庁舎会場(午前、午後とも)約60人、昭島都立短大会場30名弱とのことです。

このページの先頭に戻る

●説明会の進行

 東京都のホームページに公表されたものと同じ資料が、「東京都が開設する新しい大学の学部構成及び入試の概要について」という表紙をつけて、当日の資料として配布された。
 質疑応答の時間も含めて1時間という説明会だったが、ほとんど時間が担当者が上記の資料を読み上げて説明することに費やされ、毎回開始50分ごろから質疑に入った。立川では質問が相次ぎ、一時間半ぐらい経過したところで、「これで質問は打ち切ります」という形で終った。都庁では、前もって「個別の質問には説明会終了後にお答えします」という形で、ほぼ予定通り終わった。また、昭島での説明会のように、会場から不満の声が上がり、「それでは、時間が超過してしまうのでお困りの方は、順次退席して下さって結構です」という担当者からの発言があった後も、会場のだれも退席せず、その後質疑応答が30分間続いた説明会もある。

このページの先頭に戻る

●質疑応答の内容

○未来塾

*未来塾とは?
2004年4月から開講される、高校3年生を対象とした講座制の塾。受講者には、都立の新大学への特別推薦枠が与えられる。でも、実際はどうなるの?

Q)特別選抜の対象となる「東京未来塾」だが、すでに高校に応募が来ている。これと新大学の関係はどうなっているのか?
A)「東京未来塾」という名称自体、まだ決定ではない。基本的には新大学への進学希望者のみが応募でき、夏休みや土・日のゼミナールでの成績を評価して、進学してもらう。しかし、「東京未来塾」の管轄は教育庁であり、大学側は直接関わらないので、詳しいことは教育庁に聞いてほしい。

Q)私立高校の教員だが、学校に「東京未来塾」の募集案内が来ている。私立校は土曜日に授業があるけれども、その点何らかの措置をしてもらえるのか。
A)「東京未来塾」は教育庁が行っていることなので、こちらとしては何とも言えない。


このページの先頭に戻る

○文部科学省への設置認可申請

*許認可申請とは?
2005年に新大学を開学するためのもの。これが許可されないと開学できません。。
先日、法科大学院の申請の審査結果が発表されましたが、この結果のように許可されないこともあります。

Q)「設置申請準備中なので変更がありうる」という類の表現が資料中4回も出てくるが、17年度入試科目などにも変更が起こる可能性があるのか?
A)文部科学省からは「お墨付きもらう」ということなので、名称などについては変更の要請があるかもしれないが、17年度の入試科目については変更はない。

Q)文部科学省の認可は本当におりるか、はっきりしてほしい。
A)我々は文部科学省と何度もお会いしている。そこからの指導がありまして、このように「仮称」と書くことを指導された。

Q)文部科学省への認可申請のための準備作業が遅れているのは何故なのか?
A)「今回が特別ではない。平成17年認可だと、このように書かないといけないと文部科学省の指導があるんです」

このページの先頭に戻る

○カリキュラム、「単位バンク」について

単位バンクとは? 新大学の目玉とも言える新制度。外部履修を認める、履修単位を数年間保守できるなど、修学過程を自由に設計できるというもの。でも、自由すぎると何をしていいか分かりませんし、大学としての個性の一つである「教育」の部分が無くなってしまいます。

Q)新大学のカリキュラムの発表はいつになるのか?
A)教員とともに準備を進めており、来年1月ぐらいには発表したい。

Q)新しい学部構成が分かりにくいので、現在の学部との相関関係を示していただきたい。
A)都市教養学部については、理工系の基本的な部分を一つのキャンパスに統合した。都市環境学部、システムデザインは発展的な都市の科目について学ぶ。システムデザイン工学部(?)については、日野の科技大会場で、いやキャンパスで学んでもらう。都市環境学部については、さらに発展的な従来の都大(都立大?)の先生方がいます。

Q)人文・社会系の国際文化コースですが、先ほどの説明では哲学とか歴史を学ぶということでしたが、国際という名前からして、語学力が求められるのか。 A)当然、あのー東京という都市を舞台にしていろんなことを学んでもらう。当然それに比較するアジアの都市、あるいはヨーロッパの従来の都市などについて学んでもらう。語学は単にスキルを学ぶ語学というのではなくて、外国の文化を理解できるレベルの語学を考えている。

Q)国際文化というと、最近の大学では、留学とか、ネイテイヴの教員の授業とかが普通だが、その点は考えているのか。
A)英語の授業にネイティヴの教員を入れるとか、そういう意味でのスキルのアップとかは、現在検討中だが、しかしそれ自体が大学の授業として云々というより、単に語学を学ぶ面でのスキルだけではない、語学を実際に使うレベルでの英語というか、英語のほかドイツ語、フランス語などの言語を学んでもらう。留学などは考えていない。

Q)「単位バンク」の単位の有効期限というのはあるのか?
A)半永久的というと語弊があるが、従来の6年とか12年よりもっと長い、20年ぐらいを考えて検討している。

Q)「単位バンク」を利用した履修モデルはあるのか?
A)履修モデルパターンは作っている。それは、「これまで大学にあったようなパターンと同じ」。それ以外の方は、自分のライフスタイルもあるだろうから、我々は関知しない。

このページの先頭に戻る

○コースについて

こーすとは?
「コース」とは履修のモデルを示す用語で、学生を募集する単位とすることはできない。学生を募集するには、教員がきちんと配置された「学科」、または「専攻」でなければならない。これは、大学の常識。】

Q)コースが募集単位になりうるのか?コースが募集単位になっている大学があるのか?
A)新大学は従来の大学とは違う。私の知るかぎりでは、コースが募集単位になっている大学はない。

Q)コースで学士号が取れるのか
A)日本で初めてのコースで、例はないが、「問題はない」。

Q)都市教養コースを卒業すると、学位の名称は何になるのか?
A)学位は"母体となる"コース内でのものになるだろう。都市教養学士という学位はないので。だが、詳しいことは未定。

Q)都市教養学部の都市教養コースについて。都市教養学部は各系によって入試科目や選抜が全然違う。都市教養コースは入学後選択できるというが、どの系から入るべきなのか。あるいは入りやすいのか。
A)都市教養学部は系によって入試形態は違うが、それにとらわれずに、入った後に選択できるようにしてある。

Q)コース内の人数配分は?
A)未定。検討中。学生はコース内で自由に専攻を選択できる。

Q)コース別入学定員を定めて募集し、その後例えば全員が哲学を学びたいとした場合、それは可能か。
A)それもあり得る(出来る?)。

Q)コースの変更はできるのか。
A)転部は可能。

このページの先頭に戻る

○入試関係

Q)18年度入試科目の発表はいつか?【18年度からセンター試験の科目数が増えることを受けての質問】
A)発表時期は具体的には未定。だが、5教科6科目あるいは5教科7科目と書いてあるものについては決定事項。科目の中身については未定。

Q)ダブル受験は可能か。
A)「たぶん、できません。できません。たぶん」

このページの先頭に戻る

○現大学から新大学への移行

Q)高三の親だが、現都立大学を廃止するということらしいが、新旧併存ということか。
A)そのようになる。

Q)今年受験を考えているが、新旧併存だと、私は「新しい大学のカリキュラムを受けることが出来るのか?」
A)似ているコースのカリキュラムを選択することはできる。

Q)似ていないコースの場合はどうなるのか?
A)「先生方は新旧二つの大学の授業を行うので、できる」

Q)都立大学と新大学がキャンパス内で共存するというのが想像できない。一体どういう状況になるのか。先生方は協力してくれるのか。不安なく過ごせるのか。
A)それぞれのカリキュラムを保障する。都立大学の先生は、希望する先生は全て新大学に行く。新大学の授業と現大学の授業を共に持つということ。

Q)ただでさえ忙しい大学の先生方が、本当に二つのカリキュラムを同時並行で行えるのか?もしそのようなことなら、「あなた方がそのことを説明するのではなくて、大学の教授陣がそのような用意がある、と説明するべきではないか?」
A)やる気があっても、ここにずらりと教授陣が来るわけにはいかない。「単位の読み替えなどするなどして、えーっと、現行の大学のものも残す」。

Q)大学の説明会なのに、大学の先生がいない。「我々はこのようにカリキュラムをくむ」などと先ほどから発言されているが、説明されるときの、「我々」とはだれなのか?
A)設置者の責任でやっている。大学の先生も賛成しているが、こちらに来るわけにはいかないのでいないだけ。

Q)大学の構成員からの批判がでているということだが、都立大学の「少人数教育」などは今後行われるのか?
A)数字はいま明らかにできないが、今後はかわる。

Q)設置者には都立の大学の教員はいるのか。
A)組織には入っている。

Q)教授陣の定数はどのようになるのか
A)今はわからない。

このページの先頭に戻る

○その他

Q)なぜこの時期か、遅くないか。塾で指導しているが、新大学の構想が見えないので焦燥感がある。
A)丁寧にやっているので遅くなった

Q)新大学はマーケットのリサーチを行っているのか。
A)「学外の有識者や、経営手腕のある方などに聞いて」やっている。

Q)新大学の授業料と入学料について。現大学とどのように異なるのか。
A)新大学は法人化されるので、法人化された後に授業料などは設定する。もうしばらく待って欲しい。

Q)新大学の教育の特色として掲げてある、「東京でしか学べない都市文明」とは一体何か。
A)・・・・【回答、要領を得ず】


このページの先頭に戻る

このホームページへのお便りは、以下にお寄せください。

ganbare_toritudai@yahoo.co.jp

トップページへ戻る

このページの管理運営は、
都立の大学を考える都民の会
が行っています。