思えば中1の時合唱部の門を叩いてから10年になろうとしている。中学入学当初は、まさか自分が合唱部に入るとは思っていなかった。しかし、入学式で校歌を歌ってその後、外でも熱唱している合唱部の先輩方を見て、あの中に自分も入ってみたいと素直に思ったのである。(注意:学校は男子校である)そして、入部とあいなったのである。はじめて、先輩方に迎えられた時の事は今でも忘れない。そして、はじめて歌った曲も覚えている。(「渚の…」であるが(^。^))当時、トップであった俺にやさしく教えてくれた理一郎さんのことは今でも忘れない。理一郎さんは今、どこで何をしているのだろう?(^。^)そんな感じで、俺の合唱人生は始まった。当時は、同期がまだ少なく見渡す限り先輩だらけで緊張しつつも、どう自分を売り込もうか考えたものである。それにしても、今に思えば貴重な経験もいっぱいできたと思う。例えば、竹本泰蔵さんなんていう偉大な指揮者の指揮で歌えたりと(^○^)そんな中で、「音楽の扉」と言う曲に出会えたことも貴重な経験だと思う。今でも、どんないい歌でもあの曲に勝てる曲は無いと思っている。それほど、あの曲には思い出があるし、あの歌を歌っている時の気持ちは幸せ以外何者でもない。もちろん、思い出と言っても、いい思い出ばかりではない。ぶっちゃけた話、合唱部を辞めたいと思ったことも有ったし、特に部長の時は「なぜ、自分だけがこんな事(仕事等)をしなくてはならないのか」と思っていた時期もあった。あと、基本的に中学、高校の時は一般に言う”合唱曲”の”面白さ”が分からなかったと言うのも1つの原因かもしれない。だから、高校にあがった時、同期が馬鹿みたいに増えた時は複雑な気持ちだった。それまであまり居なかった同期が増えたと言う嬉しさの反面、その結果、自分が部長(しかも2年間)をしなければならないということから嫌になっていた時期もあった。その結果、迷惑をかけた人の数は計り知れない。そんなことをしながらも高2となり、部活を引退する時期になり、受験へと突入したのである。俺の人生は後になって後悔することの連続であるが、その典型的なモノの1つだろう。それにしても、後になって分かったことだが、高校の時やっていた曲は実は結構すごい曲をやっていたんだなー。
そして、なんとか大学に合格しサークル選びとなったわけだが当初は合唱を大学でもやろうとは思っていなかった。そのわけは、「大学合唱界は特殊な所であると聞いていたこと」、「高校までで合唱は満足した(←後に勘違いだったと分かるが)」などである。しかし、半年くらい経つと嬉しいことに禁断症状が出てきたのである。そんなある日、グリークラブの友達に出会い運命的なモノを感じて再び合唱を始める事になった。なぜか分からないが、その当時から合唱曲の楽しさみたいなモノが分かり出したのである。その気持ちは、日々増していき、2年次には合唱曲が普段のBGMになっていたのも事実だ。ただ、学指揮までやりたかったかと言えばその答えは”ノー”といわざる得ない。自分を客観的に見ると「下手の横好き」であったからである。しかし、現実的には同期の唯一の合唱経験者(?)だったので、俺がやるのが妥当に見えたのかもしれない。確かに、大学からはじめた人よりも合唱に対する知識はあるかもしれない。そりゃー、細く長くても中学、高校と片桐先生を始め様々な先生に5年ほども教わってきたのだから。例えば、フレーズをどの様に歌えばよいかは経験者にしか分からないこともある。ここまでの話だと、俺が学指揮をやるのが妥当に見えるかもしれないがそれが違うんだな。まず、ここで大事なのはやる気である。実は、そこまでやる気が無かったのだ。次ぎに、周りが俺しかいない(俺にやらせておけばいい)と決め付けにかかっていたことに対する不安と苛立ち、である。と、ここまでは単なる愚痴で、そうは言っても結局、俺が学指揮をやることになりいろいろ戸惑いや苛立ちの中で始まった。時には、皆が見方にも見え、時には皆が敵にも見えた。ただ、1つ言えるのはこれから先の人生で指揮をふれることなんて絶対ないわけだし、ホント貴重な経験が出来たと思う。ステージはすべて覚えているが、中でも、みなとみらいホールで2000人の前で振ったことはとんでもない経験だと思う。色々有った執行部時代も時期と共に終わりを迎え、4年になった。4年生になって初めて、高校の時のあの感覚(音とびを歌った時の気持ちと言えば分かってもらえる人には分かってもらえるが)よみがえってきた。3年まではやはり部の嫌な所や責任と言うものがちらついて、なかなか純粋に合唱を楽しめなかった時があった。それが、4年生は気楽なモノである。そのおかげで合唱を純粋に楽しむことが出来た。そんなわけで、さすがに4年の定演ではこみ上げてくるモノがあった。
と、ここまで長々と俺の合唱歴を語ってきたのですが、ここでお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に男声合唱一筋で来ているのです。まー、正確には混声もやっていましたが。さすがにこれだけやっていると合唱の楽しさみたいなものは少しは分かってきましたが、一方で混声合唱の本当の楽しさを味わったことが無いのも事実です。ということで、これからは混声合唱のの世界に入ってみたいな(^。^)(半分ホントです)