2005年8月30日 アップ。 吉 川
普通の速度の電車(列車)に対して早く走るのを 「急行列車」、略して「急行」と言う。
急行の中で特別に早いのを「行列車」、 略して「特急」と言う。
「準」というのは「それに準ずる」ということで 「準 急行列車」と言えば、 急行に準ずるものということである。 略して「準急」と言う。

「特急」「準急」という本来 略語であった語もよく使われているうちに 略語という意識が薄くなる。

それで、最近「特急」に「準」を付けた「準特急」 というのが現れた。
特急は始発駅と終着駅の間を短時間で結ぶため 途中の停車駅は少なくなっている。 支線に分岐する駅にも止まることはない。
それでは不便だということで 特急の中で支線に分岐する駅にも止まる 準特急というのを考え出したのであろう。
特急停車駅新宿=明大前=調布=府中=聖蹟桜ヶ丘=高幡不動=京王八王子
準特急停車駅新宿=明大前=調布= 府中=分倍河原=聖蹟桜ヶ丘 =高幡不動=北野=京王八王子
自分は準特急とは「北野に止まる特急のこと」と認識している。


ある単語もよく使われているうちに その語の成り立ち、つまり語構成の意識が 忘れ去られる。

「積み木」と言えば 直方体などいろいろな形をした木片で 幼児が楽しそうに遊ぶ玩具の一種のことであるが、 素材が木でなく、プラスチックのものが現れた。
これをなんと呼ぶか。「プラつみき」である。
木で出来ているから「積み」だということが 忘れ去られている。
「つみプラ」とはならなかった。


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