読めないのは当たりまえ

吉川 武時
2005.12.10

馴鹿  蝋燭  蛞蝓

12月8日、テレビのあるクイズ番組で こんな漢字の読み方を問う問題が出た。 高得点を取った回答者5人の中でも この漢字が読めたのは順に0人、5人、2人だった。

普通の人が読めないのは当然だ。 一般の書物では常用漢字(かつては当用漢字) の範囲内で文章を記すように定められていたから、 このような漢字にお目にかかることはないのだ。

これが読めるというのは、 昔の(当用漢字が制定される前の)書物に 親しんだ人しかいないはずだ。

こんなのを賞金のかかったクイズに出したり、 漢字検定○級などの問題に しているのはおかしいと言わざるをえない。

たまたま私は「となかい、ろうそく、なめくじ」と 読めたが、どこで覚えたか覚えていない。 その漢字からそんなイメージが浮かんだのだ。 他のクイズ番組に出たのを覚えていたのだろう。

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