ここで何度も書いたが、僕はバイクの免許が欲しくて何度も試験場まで足を運んだのだが、ことごとく当てを外され、とうとう諦めて教習所でとることにした。
免許はあっさり取れた。これなら3,4回試験場で受ければ取れるんじゃないかというほど簡単で、バカらしいものだった。
免許を取ってからそんなに日もたたないうちに、僕はバイクを買う事にした。買った店は、全国チェーンの赤いヒゲオヤジのお店だ。買ったバイクはテンプターという、100人に聞いても一人知ってるかどうかというほどのマイナーなバイクで、中古で購入した。
購入した当初、僕のバイクは98年式(旧モデル)のほぼノーマルで合ったのだが、現在はタンクだけが2000年の新モデルとなっている。なぜそんな事になっているかというと…
今日は納車の日である。昼も2時を過ぎた頃バイクを取りにいき、店員からバイクのエンジン始動などの説明を受けた。店員は
などとも言っていた。最後に「ガソリンは満タンになってないので、すぐに給油しておいてください。」と言われたので、そのまま帰りしなにガソリンスタンドへ向かう事にした。
エンジンを始動させると、「ドドドドドドドド…」という心地よい音が。やっぱりシングルは良いなあ、などと思いながら走っていたが、信号待ちで停止していると、
とエンジンがとまってしまった。幸いテンプターはセルスタータを使っているのでそんなに慌てなかったが、その後も信号待ちで停止するたびにエンスト、という事が続くので、ガソリンを入れた後すぐにバイク屋へ戻った。
バイク屋に到着し、店員にその事を伝えると、店員は「おかしいですねえ」などと言いながらアクセルを開けたり戻したりしてみるが、やはりエンストしてしまう。そんな事をしているうちに、今度はセルすら回らなくなってしまった。慌てて店員は「中でお待ち下さい」と言ってバイクをガレージへ持っていった。「結構走る」はずのバイクは初日から走る事を拒否した。
1時間近く待たされ、修理が終わったのは6時になろうかという時間であった。「説明させていただきます」と店員。
と言っていたが、なにぶん自分は素人なので余りよくわからないが、簡単に言うと「キャブレターを掃除してなかったのでエンストしましただたら掃除しておきました」との事。「何で納車のときに掃除してなかったのか」とも思ったが、早く帰りたかったのでそのときはおとなしく帰ることにした。
しかし、どうしても納得のいかない僕は、赤いヒゲオヤジのホームページから赤ヒゲ本社のほうに
というメールを送ってやった。
次の日早速本社から電話があったので、納車の日に不具合が出るようなバイクを渡すとは何事だ、キャブレターの掃除なんて納車の時点でやってないといけないのではないか、何のために高い整備費用を払っているのか、といった不満をその苦情係の人にぶちまけたところ、「すぐに担当の者に電話します。今日は定休日なので、明日電話があると思いますので…」と言っていた。
次の日、ようやく僕にバイクを売った担当の人から電話があり、やっと「申し訳ありませんでした」という言葉を聞く事ができた。そして「何でも言ってください」との事だったので、その日は取り敢えず、お詫びに何をしてもらおうか考えることにした。
学校の帰りにバイク屋へ赴き、店員に、納車のときにするはずだった(ここがポイント)点検を全てやれ、もちろん代車は出してもらう、あとタンクの中の錆はどうしたら良いか、という旨を伝えると、「急に代車と言われても出せません。明日は休日なので、土曜日に来てください」などと言われてしまった。なんか納得いかないがしょうがないので今日のところはカンベンしてやることにした。
午前中のうちにバイク屋から「代車の準備が出来ました」と電話があったのでバイク屋へ行くと、担当がやってきて「全て点検させていただきます。後タンクも交換致します」と言うので、「どうせ交換するんだったら2000年モデルのタンクにして下さい」と言ってあげると快諾してくれた。本当は新車と交換して欲しいと言いたかったが、気が弱いので言えなかった。
そしてさらに1週間後、赤ヒゲから電話があり、ようやくバイクが戻ってきた。納車の日から既に12日経過していたが、タンクが新しくなったのでまあよしとしよう。店員が言うには、12ヶ月点検と同じ内容の点検をしたとのことだが、あんな不手際があったこともあり正直あまり信用できたものではない。口で言ってるだけかもしれない。また何か不具合があったら、今度こそ新車とかえてもらおうと心に決め、赤ヒゲを後にした。