シャルロッテンブルグのお値段&住み心地

衝撃的な事件の後、ベルリンに戻って来て、数日後に引越したのは、西側のお金持ち地区、シャルロッテンブルグ

この家はベルリンのG語学学校の掲示板でゲットしたんだけど、家を見に行った時、ここもすっごい感動したの。
まず、場所。ベルリンの観光地としても有名なシャルロッテンブルグ城、そこへ通じる並木道に面した「アルト・バウ」。この建物は昔、お城に勤める公務員が住んでいたもので、ホントに由緒のある上品なカワイイさの建物。しかも建物の表と裏に庭があってさ・・・。当時、ドラッグパーティや同居人のホストっぷりで疲れきっていた、iiinuにはオアシスに見えたね。

iiinuが住むことになったのは、建物の一番上の部屋。いわゆる屋根裏なんだけど、天井は結構高かったし、部屋もかなり広かった。前の入居者が日本語ペラペラのドイツ人で、部屋には簾の間仕切りとかがあったんだけど、そんなに気にならないくらいの日本趣味だったから、iiinu的にもOKだったし。その人が炊飯器や日本食とかを置いていってくれたので、それも嬉しかった。

一応、ここもWGで同居人がいたんだ。でも、彼女はゴェティンゲンで小学校の先生をしていて、ここの家には一ヶ月に1回来るか来ないかって感じで、ほぼ一人暮らしだったの。それに、彼女がいない時は、彼女の部屋も使っていいって言われてさ。

即決しちゃったよ。ちなみに家賃は一ヶ月630マルク(電気・暖房代込み)。当時、円がかなり強かったから、3万円ちょいって感じ。台所も結構設備がちゃんとしてたし、バスタブはなかったけど、シャワーと洗面が白いタイルで、明るくって、窓からは緑も見えてさ、いい感じだったのよ。まぁ、この時点での唯一の不満は、洗濯機が地下にあって、コイン式のものだったことくらいかな。

もう、引越したばっかりの時はすっごい嬉しかったよ。だって、iiinuの人生の中で、一人暮らしって初めての経験だったのね。しかも、お城のお庭とかが散歩コースっていう、超ゴージャスな環境でさ。「あぁ、落ち着くわ〜、平和ってステキ。」って思ったね。

でも、人生、いいことばかりじゃないのである。この夢のような家にも問題はあったのである。しかも、かなり致命的な・・・。

引っ越してきて、思ったのは「なんか、寒いかな?」ってこと。でも、部屋が広いから、暖房がまだ部屋にまわってないのかなって、いいように解釈してたんだ。でも、真実はすぐ判明したね。

ここの家、家主が暖房代節約の為に、夜の10時には暖房のスイッチを切ってたのさ。しかも、暖房の設定温度自体も低めになっていて、暖房が動いてる時間でも薄ら寒い・・・。

引っ越した当時、12月で冬、真っ盛りって感じでさ、夜型人間のiiinuはかなりきつかったよ。部屋に居るのに、ババシャツ+セーター+ジャージ。その上、ニットの帽子や靴下2枚重ね。下の階に住んでる人が、iiinuのところに来た時、そのカッコに慄いていた。でも「やっぱり、この家、寒いわよね。家主に文句言わないとね。」って言って帰っていった。しかし、その後も暖房問題は全く解決しなかった・・・。

でも、まぁドラッグとかに比べれば、こんなもんはチョロいのである。
それに一人の気楽さはなんと言っても格別!後ね、iiinuの弟が卒業旅行で友達とベルリンに遊びに来る予定だったから、同居人の部屋を弟達に提供できるのも、姉としてちょっといい感じだったしさ。

たまに来る同居人は、超潔癖症のドイツ人で、掃除のことでうるさく言われたり、私の部屋に私が不在の時に入って、テレビを勝手に見てたり、宿題のノートをチェックされたりっていうこともあったけど、少なくともお金とかを騙し取るような人じゃなかったしね。

結局、ここは4ヶ月住んだのかな。その後、大学に入る準備をするために、日本に数ヶ月戻らなくっちゃだったから。そうね、できれば春か夏に住みたかったな、この家は。

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